鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

荘内病院主催 合同懇親会

2016-12-16 11:12:27 | 日記


荘内病院主催 地域医療連携協議会・鶴岡地区医師会・登録医・荘内病院 合同懇親会
平成28年12月14日 19:00~
東京第一ホテル 2F 鶴の間

今回は小児外科の大滝先生、放射線科齋藤先生から荘内病院の診療面での報告があり、
次いで、鈴木聡先生および3名の看護師から、2016年の荘内病院の新たな取り組みについての報告がありました。
荘内病院も多方面で積極的にチャレンジしており、頼もしく思いました。

医師会からの出席者が11名と、多少寂しい会ではありましたが、荘内病院からは多くの医師、看護師の参加があり、相互の懇親を深めました。


1、開 会 (鈴木聡先生)

2、挨 拶 (三科院長)



  地域医療構想、在宅医療、医療事故報告制度、LINIAC 導入、病院機能評価再受審などに言及


3、発表

□テーマ 「高度・良質な医療を求めて ~荘内病院診療科の取り組み~」
      
 〇荘内病院小児科外科の取り組み
   荘内病院小児科外科主任医長 大滝先生

  小児外科の歴史:昭和59年開設、32年経過
  これまでの10年、
   一般外科のチームの一員として活動しながら小児外科を実践してきた 
   小児外科専門医であり 一人医長でもある
   小児外科症例数:671症例
   指導医にではないことが課題
  今後の10年
   手術創の縮小
   低侵襲手術
   極力緊急手術を回避する
   手術しない江治せるものは手術しない 臍ヘルニアテープ圧迫
  開業医へのメッセージ
   肛囲膿瘍、臍ヘルニア 消化管奇形 は是非紹介して欲しい

 〇放射線科の取り組み
  放射線科主任医長 齋藤先生

  仕事内容
   読影(CT、MRI)、放射線治療(派遣医師による)、核医学検査、IVR(画像下治療)
   トピック:CT,治療計画用CTなどの導入
   IVRの治療例を動画を用いて紹介
   画像診断には、ITを活用(家庭での診断、iPadなどタブレット端末の活用)

□テーマ 「変わった!?変わらない?荘内病院2016 ~この一年を振り返って~」

  認知症認定看護師 富樫さん
  摂食嚥下障害認定看護師 石井さん
  排泄ケアチームリーダー 加藤さん
  地域医療連携室 鈴木聡先生

  鈴木先生の司会進行で、2016年の荘内病院の取り組みについての報告。

   ・4月 認知症ケアチーム 発足
   ・6月 摂食嚥下ケア 発足
      嚥下内視鏡検査の導入で、食姿勢、食形態を具体的指導することが可能となる。
      食べるための口腔ケア、在宅・生活での生活への支援・指導
   ・7月 排尿ケアチーム 発足
      下部排尿機能障害患者に対し多職種での排尿自立に導く 18例中15例で自立可へ
   ・ペインクリニック外来
     スーパーライザー、キセノン治療器、トリガーポイント注射
   ・9月 IBD/ピロリ菌 専門外来 開設

□懇親会




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