鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.587 (地域医療連携推進協議会、鶴岡地区医師会、登録医、荘内病院 合同懇談会)

2015-12-17 11:51:54 | 日記


---------------------------------------------------------------------
地域医療連携推進協議会、鶴岡地区医師会、登録医、荘内病院 合同懇談会
日時:平成27年12月15日 19:00~
場所:東京第一ホテル鶴岡 2F 鶴の間
---------------------------------------------------------------------

1、開会
  
2、挨拶

3、発表

 テーマ 「荘内病院の鏡視下手術の現状と課題」
   
1)腹腔鏡補助下胃切除術(LAG)

  荘内病院 外科主任医長 坂本 薫 氏
 
 LAGの適応:EMR・ESDの対象とならない早期胃がん
 5年間で87例実施
 他施設との比較でも良好な成績
 
 胃がんの手術件数が減少している
 荘内病院のパワー不足が原因の可能性がある
 最善の努力+病院、地域での取り組みが必要ではないか
 積極的な情報の発信、地域連携、体制づくり
 鶴岡の患者さんが、鶴岡で最適な医療を受けられるようにしたい!


2) 胸腔鏡(VATS)手術 ~当院での現状報告~

 荘内病院 呼吸器外科主任医長 正岡 俊明 氏

 完全胸腔鏡手術の導入施設は山形県で3施設
 東北6県では、導入率が最も高い
 全国的には、完全胸腔鏡手術施設は1割程度

 肺がんに対する肺区域切除術
  おもにCTで発見される小型早期肺がんに対する術式として注目
  荘内病院でも、鋭意努力中
  
  荘内病院の肺がん手術、VATS率は、年々増加、2015年は100%
  縮小手術成績:区域切除術では再発1例のみ、積極的縮小手術では再発なし

  早期発見のための取り組みとして、
   直接患者さんからの電話予約(紹介状不要)を開始
   院内ドックでCT検診を来年度から開始予定
  
  鶴岡市の皆様に「荘内病院を選んで良かった」と、医師会の先生方にも「荘内病院を紹介して良かった」
  と言ってもらえるよう、荘内病院呼吸器診療関連スタッフは精進いたします。
 


 テーマ 「在宅療養支援活動について」

   荘内病院 地域医療連携室看護主査 富樫 清 氏

  荘内病院の在宅療養支援活動の取り組み
  ・訪問看護や地域病院・施設看護師との連携強化 →看護師連携研修会の開催
  ・医療福祉従事者と病院看護しとの意見交換会 →医療と介護の連携研修会への参加
  ・病院看護師の在宅療養への理解促進 →訪問看護師同行訪問研修
  ・退院調整看護師4名に増員(MSWとペアで担当)

4、その他

5、閉会

懇親会
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« No.586 (タヒチ) | トップ | No.589 (マネジメント研修 ... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事