市原シニアアンサンブルこすもす(ISE)

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演奏会鑑賞報告 (11月10日 hirokoさん)

2013-11-12 13:37:02 | 日記

習志野フィルハーモニー管弦楽団 習志野文化ホール
プログラム   モーツァルト 「魔笛」序曲 、
         シューマン 4本のホルンと管弦楽のためのコンチェルトシュトゥック
         ドボルザーク 交響曲第9番 「新世界より」

 習志野フィルを聴いたのは2回か3回目になります。 最初の曲のモーツァルトは弦楽合奏の緻密な音の絡み合いがとても素敵で、モーツァルトだなーという感じでした。
シューマンの曲は初めて聴く曲で、ホルン奏者がオーケストラの前に4名並んで立ち演奏しました。 1stホルンにプロのホルン奏者を招き、他の3名は習志野フィルの団員です。 ホルンのアンサンブルは素晴らしく、思いもよらないホルンの柔らかい響きに魅了されました。
ドボルザークの交響曲は一番有名と言っていい曲です。 その中でも有名な2楽
章のイングリッシュホルンのメロディーは心にしみる演奏でしたし、後半にある弦トップによる弦楽四重奏のような部分は思わず引き込まれるほど素晴らしかったです。第3楽章のスケルツォは思ったよりテンポがゆっくりで丁寧に演奏されました。 第4楽章は私が一番好きな楽章ですが、テンポも私好みに速く迫力があり圧倒されるような感じでした。

 曲全体に言えることですが、私が今までコンサートやCDなどで聴いたのとは少し違う感じを受けました。 所々テンポが緩んで、ためた間がなんとも素敵で、オーケストラの隅々まで指揮者の気持ちが伝わっているのが良くわかるのです。 これほど指揮者の息づかいが聞こえる、実際息づかいが聞こえてきましたが、演奏は初めてです。 指揮者の前田淳氏は習志野フィルを振るのは初めてだそうですが、本当に素晴らしかったです。 演奏会に行くと同じ曲でも実に様々な演奏を聴くことが出来ます。 生演奏を聴く醍醐味と言えるでしょうか。

hiroko

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