Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

とってもきれいなお菓子。

2018-03-10 | お気に入り 食べ物


先週行ったイースターマルクトで買ってきたクッキーSpringerle(シュピリンゲルレ)。
干菓子みたいにきれいな模様が浮き上がっています。

  

これは、南ドイツやスイスの伝統菓子で、
教会のお祝いの行事(クリスマス・イースター)の時や、
家族でのお祝いごと(結婚式や洗礼式)のときに、
それにあったモチーフの木の型に卵・小麦粉・アニス生地を入れて焼かれたものだそうです。

中世のころから、木・石・陶器でできた型があったようですが、
教会で聖体儀式のときに食べられるようになって浸透していったようです。
でも、砂糖とアニスが貴重品だった時代は、
教会の上級聖職者・上流階級の市民のみが食べることのできる高価なものでしたが。


壁一面に並べられている木の型。

今までも似たようなクッキーの型は、
クリスマスマルクトなので見かけたことはあったのですが、
勝手にSpekulatiusの型とばかり思っていた私です。

普通のクッキーの生地は、柔らかすぎて使えないということで諦めましたが
お土産にイースターのモチーフの3匹のうさぎのものを買ってきました。

とっても固いようで、食べるときは気を付けてねと言われましたが、
綺麗なのでお土産に友達に渡すつもりなので、飾ってもらうようにしようっと!

ここのサイトでも木の型が買えるようです。
紙粘土とかでかわいいマグネットとか作れないかな~とか考えたりしている私です。


去年のイースター前に行ったMichelstadtのホテルにも同じウサギのモチーフがありました。