2015.7.8(水)
午前中、「朝顔市」を見終えてから、上野公園に向かい国立博物館の東洋館に行きます。
本館の右手にある東洋館 1968年開館
★1F 中国の仏像
「如来坐像」 4世紀 銅造鍍金 石窟寺院石仏 4世紀
宝慶寺石仏 7~9世紀 石灰岩
★2Fインド・ガンダーラの彫刻、エジプトの美術
「菩薩立像」パキスタン2世紀 ギリシャ彫刻が色濃くエキゾチックな顔立ち 「仏鉢供養・菩薩交脚像」 アフガニスタン 3~4世紀
******** 大谷探検隊 仏教の歴史や文化の謎を探る *******
明治35年(1902)から大正3年(1914)にかけて3度、西域に派遣
西本願寺の大谷光瑞が英国や独逸の探検に刺激されたのか? 仏蹟の発掘調査に出向く モンゴル自治区を行くキャラバン隊(大正3年)
大谷隊 探検ルート 中央アジア、シルクロード
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「パシェリエンプタハのミイラ」 エジプト 前945~730 「イニ像浮彫」 エジプト 前23世紀
「セクメト女神像」エジプト前16~14世紀 雌ライオンの女神 死者の装飾品「少女の像」右手に鳥、頭にパン、「船の模型」エジプト前2000年
★中国文明のはじまり
「玉刀」 玉器 新石器時代 前2000年 「トウテツモンゲン」 前11~10世紀 青銅製むし器
「加彩舞人・楽人」 1~2世紀 墓の副葬品 法隆寺宝物の人形のモデルか? 「西王母/馬車/狩猟」 山東省1~2世紀 石刻画
★5F 朝鮮の美術
「冠」 金製 5世紀 「盧舎那仏立像」 9~10世紀
「如来仏像」他 7~9世紀 小型で個人の崇拝仏像か 「韓国風俗図」 19世紀 江戸時代の寺子屋と似ている
★B1F 東南アジアの美術
ミャンマー 「宝冠如来」 12~13世紀 インドネシア「大日如来像」9~10世紀
スリランカ 「如来立像」 12~13世紀 タイ 「釈迦如来坐像」 14~15世紀
カンボジア 「ガネーシャ坐像」 12~13世紀 メラネシア 「男性像・女性像」 19世紀
★東洋館を訪ねると、仏教が西から東へと伝来することが理解できる。信仰する像により国柄を表している。
釈迦の死後(前4~500)、1世紀中にマントーラやガンダーラ、中国、2世紀にパキスタン、4世紀に朝鮮半島の高句麗、新羅、5世紀に百済、そして日本へ6世紀半
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