古代中国では訴訟の際、原告被告双方が神様の前に「羊」を差し出し、神の裁きを受ける「羊神判」が行わた。
この羊神判の様子を表した字が「善」の元の字「譱」。前回に説明したように、今回も神に捧げる生けにえとしての「羊」の紹介になる。
まずは「正義」「義理」の言葉に使われている「義」。これは「羊」と「我」を合わせた字。
「我」の部分は古代文字が理解しやすい。「羊」の下部に加えられているのは「鋸(のこぎり . . . 本文を読む
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