1960(昭和35)年10月12日、日比谷公会堂「三党首大演説会」演説中の浅沼稲次郎(日本社会党党首)が17歳の山口二矢に刺殺された。
このニュースを当時小学生だったiinaも生々しく見た。刺される場面は、衝撃ニュースとして何度も繰り返し目にすることになった。
上のショットは、日本人初のピューリッツァー賞を受賞していた。毎日新聞社の長尾靖カメラマンにより撮影され世界各国に配信された。
「テロルの決算」沢木耕太郎 著を図書館でパラパラと読むと、浅沼刺殺テロだと分かり、阿部元首相テロが起こっていたことから借りた。
—「万年書記長」と呼ばれた政治家と右翼少年—
ひたすら歩むことでようやく辿り着いた晴れの舞台で、61歳の野党政治家は、生き急ぎ死に急ぎ閃光のように駆け抜けてきた17歳のテロリストと、激しく交錯する
事件3週間後11月2日夜、東京少年鑑別所の単独室で、「七生報国 天皇陛下万才」〔ママ〕の文字を監房の壁に残して自殺した。
浅沼殺害時に、ポケットに入れていた斬奸状
「汝、浅沼稲次郎は日本赤化をはかっている。自分は、汝個人に恨みはないが、社会党の指導的立場にいる者としての責任と、訪中に際しての暴言と、国会乱入の直接のせん動者としての責任からして、汝を許しておくことはできない。」
自決を試みたが、直ぐに飛びついた巡査によって逮捕された。
その際、巡査は何故か刀を握った。少年が引き抜けば巡査の指がバラバラになると思い、刀を手放し 自決を断念したと供述した。
犯人 山口 二矢(やまぐち おとや、1943年生まれ) 単独犯
「テロルの決算」沢木耕太郎 著 #ノンフィクション 著者は、20代後半。
さらに、この本は「第10回大宅壮一ノンフィクション賞」を受賞していた。
山口二矢の関係者と、浅沼稲次郎の関係者を丹念に取材し、一つ一つピースを埋め込むかのような筆さばきだった。
60年安保の国会突入の際に斃れた樺美智子が学生運動の象徴に祭り上げられ、二矢はこの暗殺事件によって右翼の英雄に祀り上げられた。
このニュースを当時小学生だったiinaも生々しく見た。刺される場面は、衝撃ニュースとして何度も繰り返し目にすることになった。
上のショットは、日本人初のピューリッツァー賞を受賞していた。毎日新聞社の長尾靖カメラマンにより撮影され世界各国に配信された。
「テロルの決算」沢木耕太郎 著を図書館でパラパラと読むと、浅沼刺殺テロだと分かり、阿部元首相テロが起こっていたことから借りた。
—「万年書記長」と呼ばれた政治家と右翼少年—
ひたすら歩むことでようやく辿り着いた晴れの舞台で、61歳の野党政治家は、生き急ぎ死に急ぎ閃光のように駆け抜けてきた17歳のテロリストと、激しく交錯する
事件3週間後11月2日夜、東京少年鑑別所の単独室で、「七生報国 天皇陛下万才」〔ママ〕の文字を監房の壁に残して自殺した。
浅沼殺害時に、ポケットに入れていた斬奸状
「汝、浅沼稲次郎は日本赤化をはかっている。自分は、汝個人に恨みはないが、社会党の指導的立場にいる者としての責任と、訪中に際しての暴言と、国会乱入の直接のせん動者としての責任からして、汝を許しておくことはできない。」
自決を試みたが、直ぐに飛びついた巡査によって逮捕された。
その際、巡査は何故か刀を握った。少年が引き抜けば巡査の指がバラバラになると思い、刀を手放し 自決を断念したと供述した。
犯人 山口 二矢(やまぐち おとや、1943年生まれ) 単独犯
「テロルの決算」沢木耕太郎 著 #ノンフィクション 著者は、20代後半。
さらに、この本は「第10回大宅壮一ノンフィクション賞」を受賞していた。
山口二矢の関係者と、浅沼稲次郎の関係者を丹念に取材し、一つ一つピースを埋め込むかのような筆さばきだった。
60年安保の国会突入の際に斃れた樺美智子が学生運動の象徴に祭り上げられ、二矢はこの暗殺事件によって右翼の英雄に祀り上げられた。
覚えていますよ。
17歳の山口二矢少年が、社会党の浅沼稲次郎書記長が演説していた壇上に駆け上がり、ナイフで書記長を刺殺した事件でした。
衝撃的な事件でしたね。
その後、政治家を狙ったこのような事件は発生していませんが、82年経過したのちに安倍元総理が銃で撃たれて死亡し、先日は岸田総理に向かって爆発物が投げ込まれた事件が起こりました。
容疑者は黙秘しているので動機が分かりませんが、愚かなことをしたものです。
日本ではテロで政治は変わりません。
現在の政治に不満のある方は選挙で政治を変えてほしいものです。
ツツジを「躑躅」と綴るのは、そんなワケがあったのでしたか( ^ω^)φメモメモ
つい、武田信玄の躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)を連想します。とはいっても訪ねたことはありません。
ツツジで囲まれた武家屋敷なのでしょうか(・・?
たまたま、図書館で手にしたのが、浅沼刺殺テロを題材にした本でした。
犯人を青年だと思ってましたが、17歳の少年でした。この犯人が獄中で自殺していたとは知らなかったですし、
刺殺写真がピューリッツァー賞を取っていたことも初耳でした。
イッキに読めたノンフィクションでした。
困った人たちがいるものです😥
一部の過激家が起こすにしても、不安感が残ります。
この犯人のその後は知らずにいましたから「テロルの決算」を読んで獄中で自殺していたことを知りました。
また、刺殺写真がピューリッツァー賞を取っていたし、この本は大宅壮一ノンフィクション賞」を受賞していたのでした。
少年に跳びつき刀を握った巡査と少年の父親が、時を経て接点をもちます。紹介された医者につながるというだけの話です。
著者は、「テロルの決算」のあとがきにこの逸話を奇縁だと残しています。本編には挿入し難かったとも書いていました。