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チェ・ゲバラ(1928年6月14日 - 1967年10月9日)は、一昨年が没後40年、去年が生誕80年、今年がキューバ革命50周年とあって、ちょっとしたブームらしい。
街でよく見る「Tシャツの顔」の印象が強いが、どんなアイドルなのか
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映画のキャッチ・コピーは、《かつて、本気で世界を変えようとした男がいた》。
アルゼンチン生まれの医師、マルクス主義革命家で、キューバのゲリラ指導者。
ゲバラといえば葉巻だし、同士にカストロを連想する。
「28歳の革命」と「39歳別れの手紙」の2部作をドキュメンタリーチックに描くので臨場感にあふれている。
iinaは、前篇を先週、後篇を昨日観た。
前篇は、キューバ革命成功までを、後篇はボリビアで革命が失敗する物語だ。
しかし、2部作というのに両方の撮影のスタイル、システムも全然違うし、物語の構成の作り方もまったく違うものを、狙ったという。
ゲバラはキューバ革命について1冊本を書いた。前篇は、勝者としての力学のようなものを総て俯瞰したような書き方をしているのを踏襲した。
後篇であるボリビア篇の方は、ゲバラが遺したボリビア日記を元に追体験した。
ゲリラ活動で何が起こるか分からない中で書かれた点を踏まえて、描き分けたと監督がインタビューに答えている。
<
『トラフィック』のアカデミー賞コンビ、スティーヴン・ソダーバーグ監督とベニチオ・デル・トロ>
なお、iinaは若い頃に映画「ゲバラ! 」を観た。
WEBで調べてみると1969年だったらしく、主演はドクトル・ジバゴを演じたオマー・シァリフであったようだ。没後、わずか2年で映画化されていたことになる。
サルトルから「20世紀で最も完璧な人間」と称され、「世界で一番格好良い男」とジョン・レノンに言わしめている。
ゲバラが記者団の質問に、次のように答えた。
「もしわれわれが空想家のようだと言われるならば
救いがたい理想主義者だと言われるならば
できもしないことを考えていると言われるならば
何千回でも、答えよう
そのとおりだ、と。」
不屈の精神というべきでしょう。
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街でよく見る「Tシャツの顔」の印象が強いが、どんなアイドルなのか
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映画のキャッチ・コピーは、《かつて、本気で世界を変えようとした男がいた》。
アルゼンチン生まれの医師、マルクス主義革命家で、キューバのゲリラ指導者。
ゲバラといえば葉巻だし、同士にカストロを連想する。
「28歳の革命」と「39歳別れの手紙」の2部作をドキュメンタリーチックに描くので臨場感にあふれている。
iinaは、前篇を先週、後篇を昨日観た。
前篇は、キューバ革命成功までを、後篇はボリビアで革命が失敗する物語だ。
しかし、2部作というのに両方の撮影のスタイル、システムも全然違うし、物語の構成の作り方もまったく違うものを、狙ったという。
ゲバラはキューバ革命について1冊本を書いた。前篇は、勝者としての力学のようなものを総て俯瞰したような書き方をしているのを踏襲した。
後篇であるボリビア篇の方は、ゲバラが遺したボリビア日記を元に追体験した。
ゲリラ活動で何が起こるか分からない中で書かれた点を踏まえて、描き分けたと監督がインタビューに答えている。
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なお、iinaは若い頃に映画「ゲバラ! 」を観た。
WEBで調べてみると1969年だったらしく、主演はドクトル・ジバゴを演じたオマー・シァリフであったようだ。没後、わずか2年で映画化されていたことになる。
サルトルから「20世紀で最も完璧な人間」と称され、「世界で一番格好良い男」とジョン・レノンに言わしめている。
ゲバラが記者団の質問に、次のように答えた。
「もしわれわれが空想家のようだと言われるならば
救いがたい理想主義者だと言われるならば
できもしないことを考えていると言われるならば
何千回でも、答えよう
そのとおりだ、と。」
不屈の精神というべきでしょう。
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まずは見終えたという使命感のようなものを感じました。
前篇は、回想シーンが多用されますが、後編はただ淡々と描かれます。
そこにはさまれる少ないチェの言葉が印象的でした。
景色さえ単調で、静かに静かに、そしてエンド・ロールで静止しました。
たしかに、娯楽的な映画ではありませんものね。
不屈の精神、・・・・・・。
なるほど。
珍しいショット、話、ありがとうございました。
さて、iinaさん
昨日も、拙い私のブログで、「近所の公園で出会った、メジロの姿」などを見て、嬉しいコメント及び応援クリック、ありがとうございます。
お陰様で、日々更新の意欲に繋がっています。
心より、恐縮、恐縮、感謝、感謝、感謝しています。。。
とても気にかけていたというような事を
チラ見しました。
私はこのあたりの事はとっても疎くて
去年までは単に防寒コート、だったと思います(笑)
負け戦で、チェが銃殺されるので、たまりませんでした。
英雄は、こうして死ななければいけないのでしょうか?
雪に、鳥たちが引き立ちますね。
関東の雪は、まだ積もるほどの寒波になっていないようです。
(楽母) さん へ
蘭を求めた楽母さんの目が、ランランと輝いているのが見えるようです。
チェ・ゲバラは、キューバ革命成功した1959年に日本にも来たようですね。
とうぜん、原爆を投下された広島を見て、日本はどうしてアメリカに
抗議しないのかと云ったようです。
(ひろ)さん へ
ゲバラの運命を知っているので、死に向かって進む姿が哀しいです。
「英雄」という評価も、時代によって変わるもののようです。
TB(労組書記長社労士のブログ)さん へ
没後40年もたつと、革命のカリスマと評価されるゲバラを冷静に、
淡々と追うのにとどめ、観客の判断にゆだねたようにも思えます。
没2年後に映画化された評価は、敵国のアメリカから見たゲバラ
を描いていると批評されていたように記憶しています。
有難うございます。
この映画の背景や思想的にはいろいろ思うこともありますが、魅力的な人間としてのチェ・ゲバラを堪能するにはいいですよね~。
「チェ」は、解説的な創りではなく、見手にゆだねられた創り方を
しているため、人物の判別も日本人から観ると同じように見えました。
過去と現在が、時系列にとらわれず交叉します。
次の2部は、逆にスローモーションのようだと、たたえる評論家がいました。
つぎの映画は、幸せな気分になれそうな☆マンマミーア!☆にしようと思っています。
(あやのすけ)さん へ
ナポリタンを鉄板で、フーフーしながら食べるのも好いですね。
iinaも先日、スパゲティとピザ等々にビールをつけて話も盛り上がりました。
「チェ」は、iinaとしては2部がよかったです。
ほころびに向かっても、信念を頑なに貫き通す姿に、何かをみたのでしょうか。
それでいて話の流れもわかりやすくて。
監督の思いがあまりにも入り込みすぎると捻じ曲げられたりしてしまうけど、そんなこともなく。
それでいて伝えたいという思いは伝わってくる。
そんな感じがしました
次はガラッと変わってベンジャミン・バトンを見る予定です
マンマミーアも楽しそうですね