
1988年公開のイタリア映画をTHX方式で鑑賞してきた。
近くのショッピングモールが建て直し工事に伴い、シネコンが閉鎖されるイベントの一環で入場料500円だった。
イタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレによる、映画史に残る至高の名作。音楽はエンニオ・モリコーネ。
イタリアのシチリアを舞台に、映画の全盛時代から閉館にいたるまでの映画館を描く。映画好き向けに、しかも閉館感謝作品といえる。
少年と映写技師が映画をつうじて心を通わせていく様子を、感動的な音楽と繊細な人物描写で描き出す。映画に魅了された少年トト役を、サルヴァトーレ・カシオが愛くるしい演技で演じきった。
年齢を超えた友情や少年時代の夢など、世代や時代を超えた人々に愛される物語に、“映画の魔法”という名の感動が存分につまっている。
映画を見る客たちの様子がおもしろい。むかしの映画館内はにぎやかだった。
夢中に目を凝らしてスクリーンに釘づけだったり、笑ったり泣いたりスクリーンに声を掛けたり、覚えた台詞をなぞる者、映画に同化する者から恋人の鑑賞姿など。映画検閲の程度も、興行主のさじ加減で厳しくも緩やかにもなるものらしかった。もちろん、いまのような過激な描写はないのに。
検閲で切られたフィルムが、ラストにアトランダムにつなぎ合わされて途切れなく連写される・・・。
本作品をみてシネコンの映写室を見学させていただいた。 ・・・ つづく
余談
ショッピングモールは未だ17年なのに建て直すといい、近くに神奈川県最大のモールが3月にオープンした。
シネコンは、そこにも建て直し後も開館しない。残念。
近くのショッピングモールが建て直し工事に伴い、シネコンが閉鎖されるイベントの一環で入場料500円だった。
イタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレによる、映画史に残る至高の名作。音楽はエンニオ・モリコーネ。
イタリアのシチリアを舞台に、映画の全盛時代から閉館にいたるまでの映画館を描く。映画好き向けに、しかも閉館感謝作品といえる。
少年と映写技師が映画をつうじて心を通わせていく様子を、感動的な音楽と繊細な人物描写で描き出す。映画に魅了された少年トト役を、サルヴァトーレ・カシオが愛くるしい演技で演じきった。
年齢を超えた友情や少年時代の夢など、世代や時代を超えた人々に愛される物語に、“映画の魔法”という名の感動が存分につまっている。
映画を見る客たちの様子がおもしろい。むかしの映画館内はにぎやかだった。
夢中に目を凝らしてスクリーンに釘づけだったり、笑ったり泣いたりスクリーンに声を掛けたり、覚えた台詞をなぞる者、映画に同化する者から恋人の鑑賞姿など。映画検閲の程度も、興行主のさじ加減で厳しくも緩やかにもなるものらしかった。もちろん、いまのような過激な描写はないのに。
検閲で切られたフィルムが、ラストにアトランダムにつなぎ合わされて途切れなく連写される・・・。
本作品をみてシネコンの映写室を見学させていただいた。 ・・・ つづく
余談
ショッピングモールは未だ17年なのに建て直すといい、近くに神奈川県最大のモールが3月にオープンした。
シネコンは、そこにも建て直し後も開館しない。残念。

ちょうど30年前の映画ですか
もう そのころは テレビの時代で
だんだん 映画を観る機会少なくなっていました
新しいショッピングモール
シネコンが閉鎖は
映画ファンには 寂しいですね
どのショットも、ワンダフル。これから、
観音さまに、一心に願い事をすると叶えられそうです。
> シネコンが閉鎖は映画ファンには 寂しいですね
別の映画館には、電車で15分あるいは20分かかる2箇所、あるいは車で20分ほど掛かります。
諸々と検討したところ、TOHO系の2箇所に向いそうです。というのも、6回見ると1回サービス付きなため・・・。
いよいよ斜陽を見せる。
映写室を見学とは、いいなぁ〜。明日を楽しみにします。
どうしても、 (hide-san)さんは映画界は斜陽だと思い込みたいようです。
甥っ子さんを信用して、彼が進んだ映画界を温かく見守って欲しいものだと思いました。
特化した部門のひとつとして、映画界はこれからも進化して行き廃れることはないだろうと思っています。
いまの日本の
歴代の名作をデジタル化して、全国どこの映画館でも映写できるようにしているのでしょうね。
当時、私は、3回見ましたが、また見てみたい心に残る映画です。
昔のイタリア映画は、ほのぼのとした哀愁と夢と笑いがあってよかったなあ~。
そして、私の子供時代は、映画の全盛時代で、夢があって楽しかったなあ~。
やはり、映画は映画館でワクワクしながら見たいものです。
加藤清正は武将としてだけでなく、現代までも好かれる豪傑なだけに、わずか1632年に加藤家が改易されたのは残念なことでした。
> ニュー・シネマ・パラダイスは、私の大好きな映画の一つです。当時、私は、3回見ましたが、また見てみたい心に残る映画です。
そんな思い入れのある映画でしたか。
1988年公開のこの映画を識らなかったです。閉館は不幸でしたが、この映画を見れたのは
当地のシネコン閉鎖のイベントの一つとして見ました。何気なく見たのに、巧く選ばれた映画であったものです。
ことし公開の「モリコーネ」でも語られました。
テレビ放映されたら、見ることをおすすめしたい1本です。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/2a76948ea13e97cfa6927fb50f7d5896