![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/aa/aa81896a52b72158328da9fe46c29abc.png)
「日本の話芸」と題する講演を聴いてきた。というよりは、噺家たちの落語口演を四席聴いた。
夏場に聴く怪談が師走に演じられたのは、会場が東洋大学なので、創立者・井上円了が哲学者であり「妖怪学」の研究が重要な位置を占めていた関係から採り上げられた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d2/46574acad4650bccce8b4c9e03f15293.jpg)
前座の三遊亭まんとの「つる」からスタート。
八っつあんが隠居から「鶴」の名のいわれを聞き出し、物知り顔で他の人に話す噺。
雄の首長鳥が1羽『つ~』っと飛んできて、巌頭の松に『る』と留まった・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_3.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/a0/97c81f727124470bc0720ea4dab87219.jpg)
二つ目の柳亭市寿が「鹿政談」
神鹿を殺すと死罪になるので、奉行が鹿ではなく犬だと言い張って無罪放免にする噺。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/fc/b316ce4b9caf7020a1ebdc088d419acd.jpg)
二つ目の林家あんこは、「化け物使い」。一席の後に南京玉すだれを演った。父が時蔵。
人使いの荒い隠居に、ただ一人辛抱していた杢助も、化物屋敷と噂される家に引っ越すことになって辞めた。
日替わりに現れる一つ目小僧、大入道、のっぺらぼうを、隠居がこき使う。何も食べずによく働き無給金なのが好い。
ある日、タヌキが出てきた。この狸が毎晩化けて出ていたのだ。
狸 「使い方が、こう荒くちゃ辛抱出来かねます」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/80/fafd73eef9e349ec120b41117ce96a93.jpg)
彦六の弟子の真打・林家時蔵が「年枝の怪談」
噺家年枝が首絞め遊びから誤って按摩を殺してしまった。噺家は逃げたものの客席に殺した按摩を見つけて往生しきれてなかったと坊主になる。
新潟に興行に来た師匠を寄席の引けた夜分に訪ねて奇怪な話を聞かされる・・・。按摩は生きているという。
還俗して噺家に戻ることになり、「残りの酒で一杯やって手締めをしよう」、「待って下さい。絞めるのは懲り懲りです」。
夏場に聴く怪談が師走に演じられたのは、会場が東洋大学なので、創立者・井上円了が哲学者であり「妖怪学」の研究が重要な位置を占めていた関係から採り上げられた。
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前座の三遊亭まんとの「つる」からスタート。
八っつあんが隠居から「鶴」の名のいわれを聞き出し、物知り顔で他の人に話す噺。
雄の首長鳥が1羽『つ~』っと飛んできて、巌頭の松に『る』と留まった・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_3.gif)
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二つ目の柳亭市寿が「鹿政談」
神鹿を殺すと死罪になるので、奉行が鹿ではなく犬だと言い張って無罪放免にする噺。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/fc/b316ce4b9caf7020a1ebdc088d419acd.jpg)
二つ目の林家あんこは、「化け物使い」。一席の後に南京玉すだれを演った。父が時蔵。
人使いの荒い隠居に、ただ一人辛抱していた杢助も、化物屋敷と噂される家に引っ越すことになって辞めた。
日替わりに現れる一つ目小僧、大入道、のっぺらぼうを、隠居がこき使う。何も食べずによく働き無給金なのが好い。
ある日、タヌキが出てきた。この狸が毎晩化けて出ていたのだ。
狸 「使い方が、こう荒くちゃ辛抱出来かねます」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/80/fafd73eef9e349ec120b41117ce96a93.jpg)
彦六の弟子の真打・林家時蔵が「年枝の怪談」
噺家年枝が首絞め遊びから誤って按摩を殺してしまった。噺家は逃げたものの客席に殺した按摩を見つけて往生しきれてなかったと坊主になる。
新潟に興行に来た師匠を寄席の引けた夜分に訪ねて奇怪な話を聞かされる・・・。按摩は生きているという。
還俗して噺家に戻ることになり、「残りの酒で一杯やって手締めをしよう」、「待って下さい。絞めるのは懲り懲りです」。
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どなたが演じたのか覚えていませんが、昔はテレビで落語もよく聴いていたので、かすかな記憶があります。
最近は落語を全く聴きませんが、じっくり聴くと楽しめそうですね。
>物価は、魚貝類にも及びおせち料理も、品数や量が減らされるようです。でも、「鱈」は大漁だそうでタラフク(鱈腹)たべられそうです。
鱈は大漁で値が安いのですね。
スーパーの魚売り場に行っても比較的安いのは鱈ぐらいのものです。
タラフク食べたいですね。
順に文字を追うと、巧い符丁(隠語)になってました。^^
iina家では、「一二三四五六七八九十」を「ひふみよいむなやここのたり」と読みます。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/55f77b28199523a3dde0c3c62c40f456
> 最近は落語を全く聴きませんが、じっくり聴くと楽しめそうですね。
落語というと「笑点」の大喜利だと思っている若者が多くなったと噺家が嘆いてました。
初めて聞く言葉ですが
落語にピッタシの言葉ですね
落語は
以前ラジオでよく聞いていました
今 改めて思い出されます
本当に 日本文化ですね
春にはホトトギスの鳴き声が聴ける「ホトトギス橋」なのですね。^^
> 落語は 以前ラジオでよく聞いていました
噺家が一人で、幾人も登場させる落語ワールドです。おもしろおかしく演じてくれます。
他は、聞いてません。
コロナ禍でも、笑って年を越したいです。
八っつあんは、『つ~』と飛んできて『る』と留まったと喋って
ラジオの時代は、よくじっくりと聴いていたものですが・・・
東洋大学の創立者の井上円了が、妖怪学の研究をしていたのは知りませんでした。
秋の芦ノ牧温泉は、紅葉が美しい季節でケッコウでした
浴場の洗い場が畳敷きなのが珍しかったですょ。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/f9c0521217d06abd938efcad239ded84
落語を寄席ではなく、大学で聴くなんてユニークな催しでした。