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宝蔵門

2006年09月23日 | 東京エリア
雷門から仲見世を歩くと浅草寺本堂の手前に山門の宝蔵門(ほうぞうもん)がある。いま残念ながら修繕中。門の正面左右に構えるのは右に呵形像、左に吽形像の仁王像を奉安されているので、別名「仁王門」と呼ばれ、共にインドの古代武器を持っており、身体健全や災難厄除の神として信仰を集めている。
天慶5年(942)武蔵守、平公雅(たいらのきんまさ)が建立したとされる旧仁王門を1964年に再建したものを宝蔵門という。
宝蔵門裏にかけられている「大わらじ」は、浅草寺にこんな大きなわらじをはく人がいるならと驚いて魔が去っていくという、魔除けと健脚を願い「わらじ」に触れていく人も多い。(長さ4.5m・幅1.5m・重さ400キロ)


宝蔵門の右隣にある二尊仏(にそんぶつ)・・・1687年建立の勢至菩薩(左)と観音菩薩(右)。

「濡れ仏」の名で知られる二尊仏は、観音、勢至の二著薩から成る。願主は、上野国(現、群馬県)の高瀬善兵衛で、かつて奉公した日本橋伊勢町の米問屋への謝恩と菩提のために建立した。観音像は、旧主善三郎の菩提を弔うため、勢至像はその子次郎助の繁栄を祈るためと、蓮弁台座銘に記されている。


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