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「暴れん坊将軍」の新門辰五郎

2019年05月29日 | 東京エリア
テレビ「暴れん坊将軍」に、新門辰五郎が登場する。

吉宗が徳田新之助と名を変えて居候する先の主である。
辰五郎を演じるのが北島三郎で、め組の初代頭、後に町火消肝煎、江戸町火消総元締が役どころとなっている。

その辰五郎が浅草神社の本社隣に建てたのが、被官稲荷(ひかんいなり)。

辰五郎の妻女が、床に伏したので伏見稲荷社に祈願したところ病が治ったため、安政2年に祭神を創建して「被管稲荷社」と名付けた。
「被官」つまり官位が授かるというので「出世」を祈願する人が多いらしい。

社殿は、一間社流れ造り、杉皮葺。間口約1.5m、奥行約1.4mと小さく覆屋があるのが珍しい。

実際の新門辰五郎は、24歳の時、町火消し浅草十番組「を組」を継ぎ、侠客として知られます。配下が3000人いたという。
娘の芳は徳川慶喜の妾になった。




   

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5 コメント

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お早うございます (延岡の山歩人K)
2019-05-29 07:12:29
 「暴れん坊将軍」
以前は 時代劇専門チャンネル(ケーブルテレビ)で
毎日観ていました。
新さん 年齢とともに だんだん太めの体になってました。
めぐみの
辰五郎の名字が 「新門」と 初めてしりました。
もちろん
被官稲荷(ひかんいなり)も 初に知りました。
iinaさまのご解説 ためになりますね(^o^)

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(延岡の山歩人K) さん へ (iina)
2019-05-29 08:59:43
「被官稲荷」をご案内するために、新門辰五郎を主役にしてのブログにしました。
                の写真をクリックして元記事と比較してください。


おやまぁ~、ミヤマキリシマの花期は終盤でしたか・・・。

グリーン、グリーンにピンクが目につくのもいいですょ。お山を知り尽くしていると、物足りないですね・・・。



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被官稲荷 (いわどの山荘主人)
2019-05-29 10:43:29
被官稲荷はあまり知られてはいませんね。
さすが浅草の歴史に詳しいiina先生教えていただきありがとうございます。
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(いわどの山荘主人) さん へ (iina)
2019-05-30 08:29:38
「川ちゃん農園だより」を<ホタルブクロ>にタイトル変えしたかと思いました。ブログでなく、ブクロでした。

「花の中に蛍を閉じ込めると、その明かりが外へ透けて見える」らしく、ロマンチックです。^^

1月からはじめたインスタグラムに「浅草界隈」の投稿をつづけていることから、ブログに再投稿しました。
ただ、元ネタのタイトル「被官稲荷」を「「暴れん坊将軍」の新門辰五郎」に代えてインスタ映えを狙いました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/bedcfd979640d41aab5ef29384b38470

    (いわどの山荘主人) さんの当該ブログ記事のアドレスをコメント上(iina)にURLを置いています。

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usomamireさん へ (iina)
2019-05-30 10:53:39
吉宗は3人の兄が亡くなったため和歌山藩主となり、将軍にまで昇りつめて強運でした。
そのときのエピソードが落語「紀州」になっています。

尾州侯が駕籠で登城する途中、
遠くから鍛冶屋が
「トンテンカン、トンテンカン」と槌を打つ音。
それが尾州侯の耳には
「テンカトル、テンカトル」と聞こえて喜んでましたが・・・。

野望がついえてがっかりした尾州侯
帰りに同じ所を通りかかると、
また鍛冶屋が「テンカトル、テンカトル」
ところが親方が焼けた鉄に水をさして、
「キシュー」

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