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利休にたずねよ

2014年01月04日 | 映画
利休を市川海老蔵が演じ、所作は歌舞伎で磨かれているので様になっている。いい面魂をもっている。
私生活では、あまり好ましくない振る舞いがみられるものの、かぶいたことを実生活で遣るのも芸の肥やしと思えばいい。

市川団十郎が昨年に逝ったため、海老蔵とは最後の親子共演になったから、ファン冥利に尽きることだろう。
三千家協力のもとに、本物の茶器を用い作法に則ったお茶の席は風韻が伴う。茶器の価値は自分が決めるという利休を信長が褒めるのは、映画とはいえ利休が云わなそうであり、信長をからめると云いそうな自信家に思えてくる・・・。

『利休にたずねよ』は、原作者・山本兼一氏の直木賞受賞小説を映画化。

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コメント (12)    この記事についてブログを書く
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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あけましておめでとうございます (ガッキ―)
2014-01-04 06:43:21
あけましておめでとうございます^^
本年度もよろしくお願いいたします。
いつも楽しい記事、映画レビュー楽しく読ませていただいています。利休に尋ねよ、観てみたくなりました♪
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linaさんへ (sugiura)
2014-01-04 07:14:13
テレビ、映画はなかなか見ていませんが、今年は少し出かけてdvdを購入して見ようという意欲に駆られています。

何せ、外出は1時間が限度です。年寄りが呼び続け、家の中を探し回り危険です。
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おはようございます。 (延岡の山歩人K)
2014-01-04 08:10:49

「利休にだずねよ」とは
ユニークな題名ですね
織田信長は、それだけ利休を信頼していたと言う事でしょうか?

でもその後の
秀吉との確執・・・
「大徳寺・三門」を先ず思い浮かべます。


日蓮上人
幽閉~その後の展開を解説していただきまして
ありがとうございました。
「あっそうだった」と思い出す事もありました。


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コメントに φ(..) (iina)
2014-01-04 09:50:20
(ガッキ―) さん へ
明けましておめでとうございます。

フランスの正月明けに食べるというガレット・デ・ロワは、月餅(げっぺい)のようなお菓子ですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E9%A4%85

「利休にたずねよ」は、昨年末に映画館をたずねました。  (^^ゞ
新年にはいってからは、2本も観てしまいました。追ってブログにアップしてまいります。




(sugiura) さん へ
酵母と、おはなしするなんてsugiuraさんは職人です。
やはり、日本人はあらゆることに精進して、その道に血眼になる人種の極みですね。なにごとにつけても、
「何とか道」を目指します。

ところで、DVDを買うのは、繰り返し見たい映画にした方が賢明です。何度も見ようと思っていても、案外
見ないものです。
最近は、レンタル屋さんが便利になりましたから借りて見るべきですよ。




(延岡の山歩人K) さん へ
遠見場山(とんばやま)を、とんぼ返りしてきたのですか 

タイトル図を見ると、遊園地と思いましたから、風光明媚な島のようです。身近な行楽地ですね。
船に揺られて、夢に酔ったコースかもしれません。

千利休は、信長の茶堂となってますから、信長はそれだけ利休を信頼していたことになるでしょう。
信長の政治は「御茶湯御政道」ともいわれ手柄を立てた家臣に恩賞として名物の茶器が与えました。 その結果、
名器には一国一城と同等の価値付けがなされたといわれます。一国一城をもらうより、名器を欲しがったそうです。

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TB (陽出る処の書紀)さん へ (iina)
2014-01-04 10:38:36
映画は、ブログの題材になりますが、たしかに小説でもなりますね。
千利休といえば、茶人なのにもかかわらず豊臣秀吉に切腹させられた謎がテーマになりがちのところを、
「利休にたずねよ 」では、ひねって描いていました。

拙宅では、山本周五郎と司馬遼太郎をときどき触れさせていただいております。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/502f3d598c8a1b7dcdcd98adae0cf8b7

流行語にご縁がないとご謙遜ですが、映画や小説も「芝居」ですから、「倍返し」よりも欲張った「4倍」も返し
ています。 m(_ _)m
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利休にたずねよ (らいちゃん)
2014-01-04 10:51:33
千利休は信長、秀吉に仕え名声と権勢をふるっていましたが、秀吉の突然の逆鱗に触れて切腹を命じられ、その首は一条戻り橋に晒されたそうですね。

信長や秀吉、家康等のドラマで観ているものの、利休の生涯をメインとしたドラマや映画は観ていないので、この映画は観てみたいですね。

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利休にたずねよ (motoko)
2014-01-04 16:09:03
iinaさん

明けましておめでとうございます。

私も昨年12月に、見てきました。
どの茶器がそうなのかは、分かりませんでした。
今年も映画は楽しみたいと思っています。
今年もよろしくお願いいたします。
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コメント&TB有難うございました。 (万葉樹(陽出る処の書紀))
2014-01-04 20:39:19
コメント有難うございます。
倍返しどころか、二乗返しを期待してがんばりたい一年ですね。

貴ブログさまのタイトル、見覚えがありますが、エディタ経由で以前お知り合いになった先でしたでしょうか?

映画と小説のレヴュー、どちらが難しいかは受け取り方によりけりですが、映画はかならず二時間程度で視聴が終わりますので、記事にするための時間がかからなくてよい、文字でネタバレを書いても影響が少ない、という利点から、うちでは映画のほうが多いです。


「利休にたずねよ」
宣伝映像によれば、なかなか格式高い作品であるようですね。芸のためなら女も泣かす、体当たりの海老蔵さんのキャスティングは秀逸と言えますね。どちらかといえば亡き団十朗さんのほうが晩年の利休に近いと思われますが。

人を殺してでも手にしたい美があり、それに囚われた者は、またその美のために死ぬのを厭わない。たしかに芸術家とはそのような生きものです。周囲もあきれるぐらい、貪欲ですね。

山本周五郎と司馬遼太郎の著作はあいにく読んだことはありません。ドラマでは知っているのですが、いつか手にとってみたい作家さんですね。

TBのみのお客さまは、基本、お返しするだけに留めています。訪問先のコメントを自ブログに残しておかれるのは良いアイディアですね。せっかくですので私も借用させていただきます。
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コメントに φ(..) (iina)
2014-01-05 11:12:01
(らいちゃん) へ
ブログにおかえりなさい。
正月は、縁起のいい「一富士、二鷹、三茄子」あるいは七福神の掛け軸を飾ります。
前は、1日から2日に見るのが初夢だと気にしてましたが、最近はまったく気にしなくなり、若さがなくなりました。
しかし、いい夢を見ると、初夢に善い夢を見たとその年を幸先よくスタートした気分に気を良くします。

千利休は、堺の人ですから、堺に近いらいちゃんには身近な偉人なので、詳しそうです。
仁徳天皇陵の公園(堺市博物館の横)にある千利休が関係?した茶室「黄梅庵」(おうばいあん)を見学しました。
ことしも、よろしくおつきあいのほどお願いいたします。




(motoko) さん へ
お正月に古くからの伝統の抹茶をいただき、新しくなった東京駅にお出かけとは、真に温故知新です。

コメント欄を未だ開放していないのは、残念ではありますが・・・。




(万葉樹(陽出る処の書紀)) さん へ
年賀状は、近況を知らせるひとつのツールでもありますね。
せめて手書きで思いを伝えるよう心掛けています。年賀状に使用した題材は次でした。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/5f/f31e90ea53ff82c2b2da72c040734d2a.jpg
これは、浅草寺仲見世の様子を使いました。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/0f5ac252b0263398de28eefe413b31e9

ただ近年は、メールをもっている方には、昨年の足跡をWEB上の年賀カードにしてお届けしています。
そして、届け相手との固有なコメントを綴ります。途切れた場合は、止むを得ませんが翌年から途絶えます。

ブログにコメントを残すのは、blog以前の簡易ホームページgaiaxの時代に、掲示板に残したコメントはgaiax加入者
なら自動的に双方に残る機能がついてましたから、踏襲しています。goo-blogにも使って欲しい機能です。残念。

iinaはエディタでも交流していましたから、万葉樹さんとコメントし合ったかもしれません。m(_ _)m
これを機に、gooでもよろしくお願いいたします。
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TB (京の昼寝~♪)さん へ (iina)
2014-01-05 11:34:56
黄金の茶室を何度が見ました。といっても再現した茶室ではあります。大阪城、伏見城(いまは閉館)、かなり昔の熱海の
MOA美術館でした、
わびさびとは違う黄金の茶室に違和感を覚えますが、利休にしてみれば茶をたしなむには場所柄に関係しないということ
なのでしょう。

無骨であったり割れ目の見える茶器は、機能美を愛する欧州では理解し難い美なのでしょう。

海老蔵の映画をはじめて見ました。
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