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大羽子板

2008年12月07日 | 東京エリア
ことしも年納めの観音さまに、東京歳之市羽子板商より大羽子板が贈られ、本堂に飾られています。

羽子板は、遊び具としてだけでなくお正月に飾られるようになったのは、邪気や悪いものをはね(羽根)のけ 福をもたらすという縁起物です。

かつては、「羽子木板」の「木」が略された「ハゴイタ」、「はごきいた」の「は」が取れた「コギイタ」という二つの名称が使われたらしく、室町から安土桃山時代にかけて「ハゴイタ」と呼ばれるようになり、江戸中期まで上層階級の間では「コギイタ」と呼ばれ、現在の「羽子板」に至ったといいます。


ところが、”羽根つき”は元来日本のものではなく、「中国」から来たとする説があります。
14世紀頃の中国では、硬貨を重りとして付けた羽根を蹴る遊びがあり、それが室町時代に日本へ伝播したのが起源とされています。

日本では独自の遊び方が考えだされ、「ツクバネ」という落葉樹の実を羽根にして、これを手でついて遊ぶようになりました。
その後、時代の移り変わりと共に遊び方も変わってゆき、板を使って羽根をつくようになりました。
これが「羽子板」の原形です。
なので、「羽子板」は日本で誕生した日本文化そのものです。


なお、羽子板市は、曜日に関係なく17日~19日です。
 [ 一昨年の羽子板市 ]



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5 コメント

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羽子板市 (motoko)
2008-12-07 15:14:51
今日は。
子どもの頃の羽根つきは、懐かしい風景と
なってしまいましたが、外で元気に羽根つきをして、元気ももらっていたのですね。
今年の羽子板市には、時の人として、
どなたが、登場するでしょうか・・・。
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Unknown (あやのすけ)
2008-12-08 08:27:57
私はmotokoさんのように羽根つきの思い出はありませんが、初節句に母方の祖父母から買ってもらった羽子板は健在です。
歌舞伎座が来年3月で改築ということで寂しい気もしますが、助六はそんな意味もあるのでしょうか?
また師走の浅草の風物詩、羽子板市のレポ楽しみにしております。
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コメントに 励まされて (iina)
2008-12-08 17:12:36
(motoko)さん へ
蕎麦の愛好会が多いですね。
趣味が高じて、商売したもののこだわりが強いので失敗も多いと聞きます。
17-19日の羽子板市で、雰囲気を切り撮ってきますから、
たのしみにしていてください。

鉄不足を補うために、しょっちゅう鉄をしゃぶっておくと
いいかも知れませんね。
健康診断で、貧血という症状はなかったのにデーターから
指摘された経験があります。
そうしたら、病がかくれている可能性がありますと脅さました。
椎間板ヘルニアのことだったのかも・・・?



(あやのすけ)さん へ
最近のイルミネーションは、凝っていて"夜景"だけに”やけ”に綺麗です。

助六は、浅草の花川戸の住人なので市川団十郎の十八番なのです。
清水の次郎長と同じ名のつけ方で、花川戸助六と申します。
なにしろ駅前なものですから、iinaは毎日その花川戸を歩いています。

テラスのテーブルで、遠くの景色を借景にしてリンゴの
パリパリピッツァをつまみながら、話がはずむと
いうのは、好いですね。
ことしも、師走になりました。
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ありがとうございました☆ (とろけるみかん)
2008-12-18 10:45:02
トラックバック、ありがとうございました
 <(_ _)>☆

昨年のものも一緒に拝見させて
いただきました

変わり羽子板を見たのは本当に初めてで、
有名な方とかの羽子板、本当に
感動しました
羽つきの由来など、本当に勉強に
なりました
また、ぜひ、日記で勉強させてください☆
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(とろけるみかん) さん へ (iina)
2008-12-18 17:38:26
羽子板市の初日は、雨だったので、きょう一廻りしてきました。
一転して、あたたかく空は真っ青でした。
たくさん撮ってきましたから、2日間に渡ってブログにアップ
しますから、ご覧ください。
明日までです。
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