今週14日に、田崎史郎テレビコメンテーターの講演を聴いてきたので、それを次のとおり要約した。
安倍晋三総理大臣は、1次安倍内閣を放り出したときに地獄を見た。そのときに多くが去って行った。今の官房長官の菅義偉だけが、また狙えと応援した。
いままでは官僚が主導してきたが、いまは安倍が主導している。
安全保障関連法案に反対しているのは、アンケートでは70代以上と30代婦人。70代以上なのは終戦前に生れていた人たちで、30代婦人はわが子に戦争させたくないと考えているからという。
安全保障関連法案は、憲法学者が憲法違反というのは当然で、国際法学者は世界情勢から総合的に考えて賛成という。次の理由から消極的に賛成せざるを得ない。
戦争は、「やる気」と「軍事力」の掛算になっている。
例えば、アメリカは世界一の軍事力を有するが、日本と戦う「やる気」は0だから、0×100%=0 。
中国には、南沙諸島では島を埋め立てるし尖閣諸島にも何度も領海侵犯しているから0ではないので、この算式は 0 ではない。
また、アメリカ大統領候補に、安保でアメリカは日本を守らねばならぬのに、日本は助けないから不平等条約と叫ぶ者が現われた。
安保の安全神話も、原発安全神話のように安全ではないかも知れない。自分の身は、自身で守らなければならない。
アメリカの不審を払拭し、いざという場合に自衛隊が出動できる体制を整えておかねばならない。
安全保障関連法案は、今週には通過する。次に経済再生(及び地方創生)、社会保障改革、教育再生に力を注いで、来年の参議院選挙を乗り切る。
安保は、自民党の公約であり、粛々と実現を図るのは民主主義として当然の流れであろう。NOであれば、自民に票を入れなければよい。安保は、直ぐに忘れられる。
人財で一番高学歴なのが民主党、次が共産党、そして公明党だろう。最下位が自民党だから、政治家の資質は信用力に基づく人を動かす力がものをいう。記者時代を通じて田中角栄が一番魅力的だった。小泉進次郎は、こんどのスキャンダルを素直に認めた。他の多くは、繕おうとして問題がどんどん大きくなりがちだから危機管理手腕はみごと。大物になる素質がある。政治家は学歴ではない。
安倍内閣の人事では大きな失敗はないが、NHK会長を籾井勝人にしたのは経歴を鵜呑みにしたのが裏目に出た。推薦したのは、性格のよく似た副総理の麻生太郎だった。2人とも福岡県人。
日中韓の3者首脳会談は、中国から会談しなくていいのかという風に持ちかけられた(中華思想ゆえに)。日韓会談も、韓国からもちかけられた。いずれも日本から持ちかけたことはない。70年談話を、ほぼ黙認したことも日本に期待している証。
自民党総裁には2期6年間と定められているため、次期首相は石破茂地方創生担当と岸田文雄外務大臣のふたりが競う。
持ち時間90分を100分ほどに、講演の段取りを語ってから順序よく丁寧に講演した。
日 時 9月14日(月)14:00~16:00
講演者 田史郎テレビコメンテーター(時事通信解説委員)
場 所 海老名市文化会館
主催者 神奈川県宅地建物取引業協会、県央東支部
iinaさまはよくまとめられています
内容について
>戦争は、「やる気」と「軍事力」の掛算になっている。
>例えば、アメリカは世界一の軍事力を有するが、やる気は0だから、0×100%=
思わず苦笑い
アメリカが やる気は0 なんて信じられますか?
>安保でアメリカは日本を守らねばならぬのに、日本は助けないから不平等条約
総体的には これが本音でしょうね
大阪では毎日放送(多分TBS系列)の番組に出演していますが、偏った見方ではなく、よく取材して分かりやすく解説してくれるので好きなコメンテーターの一人です。
>日本語は、どうとでも解釈できる言葉が都合よく使われがちですネ。
大阪弁は特にそうなのかもしれませんね。
マムシグサは、毒々しい色彩です。やはり、一眼レフは重いので持って行かなかったのでしたか。
>アメリカが やる気は0 なんて信じられますか?
日本と戦う「やる気」は0 なので、0×100%=0 になるという意です。
>一字違えば大違いハケに毛あり、ハゲに毛なし
これを川柳にすると、
ハケとハゲ 一字ちがいで 大笑い / iina川柳
それにしても、動物同士を闘わせる競技が、たくさんあるのですね。
四国の宇和島の闘牛も有名ですが、クマ同士或いはクマと人、クマと犬が闘わせる競技は知らなかったです。
闘わされる熊が、クマったものだという嘆きの声が聞こえてきそうです。
田崎史郎さんをよく見かけるはずです。TBS系「ひるおび!」「朝ズバッ!」、フジテレビ系「トクダネ!」、テレビ朝日系「報道ステーションサンデー」
などに出演。フジテレビドラマ「CHANGE」監修。「文藝春秋」「週刊現代」などに執筆しています。
>最下位が自民党
田崎さんずけずけよく物を言いますね。
でも政治家は、頭が良ければ良いと言うものでもありません。
東大だから全員、頭が良いと言えません。
疑いたくなる人もいます。
です。もっと合理的な闘い方をして欲しいものです。
安倍首相の求心力のバロメーターは、某議員の接近度合いを判断にしているそうです。人気あるときは密接に近寄り、そうでない
と近寄りもしない某とは、われわれもよくそんな行動を耳にする女性議員です。
最近、やたらに流行ってる?デモ行進など見ると、「政党政治」や「民主主義」を理解しているのかどうか疑いますね。
ご指摘のとおり、その政党のマニフェストに反対なら、その政党に票を入れなければ良いわけで。
そうでなければ筋が通らないかと。
でも先の選挙で、自民党は圧勝しているという事実がありますし。
私の周囲にも、「社会の授業なんて寝てたし」とか「受験に関係ないし」という方も少なからずいますし、テストになれば、皆さん、ただ丸暗記だけして乗り切ってる感じでしたし。せっかくの1票も、「訳判らず行使」している人たちも多いのかもしれませんね。
(私など、社会科なんて、得意中の得意で、大好きでしたけど。)
ちなみに子を持つ親としては、安保法には反対ですし、当然、自民党も支持していません。
社会に出て、自ら選挙権を行使する年齢となり、社会人となり、家族を持ったりすると、実は一番大事なことは、「社会のしくみ」を知ることなんじゃないかな?と思ったりします。
その基本は、英語でも数学でもなく、「社会科」(高校なら現代社会とか地理・歴史)のような気がします。
東海道の大磯に登場します。
大磯町に別荘を歴代首相の伊藤博文、大隈重信、山縣有朋等が建てたらしく西園寺公望もそうでした。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/4fb71984e302eaf2f62812086da80ab4
そうそうたる政治家が、いまの政治をみたら何というでしょうか。そのメンバーは、われわれが選んでいるのですから、我々
の程度もそれで測れると反省しなければなりません。
由比のさった峠からの眺望は絶景ですね。富士山を望めなかったのは惜しいことでした。さった峠から去って、また行きたく
思っているのではありませんか。富士を見るために・・・。
あの有名な富士の絶景は、曇天で見えませんでした。
いつの日か、また再訪したいという思いは、当然あります!
大磯もかつては別荘地だったそうで、著名人の別荘が目白押しだった記憶があります。
ただ、せっかくの松並木なのに、かなりの交通量で、首都圏に近づいたことを体感しつつ、若干、興ざめしたところもあったかな?
安保法には大反対で、皆目正当性は感じられませんが、かといって、雨後の筍のごとく起こるデモに加わりたいとも思わない、偏屈な自分がいます。
(まぁ、日々の生活や仕事に追われ、それどころじゃない現実もありますが・・・)
「今ごろ盛り上がるなら、なぜ、あの時盛り上がらなかったの?」
全然知らないところで勝手に決められたのではなく、我々も「選挙」という形で参加し、その結果選ばれた政治家達が出した結論です。
決まったことにぐちゃぐちゃ言うのは民主主義に反してるように感じるのは、私だけでしょうか・・・。
もし反対なら、次回の選挙で、「NO」というしかありません。
このデモに加わる多くの人たちが、民主主義を正しく理解し、投票の重みを真に理解しているなら、そしてそれが国民の大半の意見を映してるのであれば、次回、自民党は衆参ともに大敗するはずですよね♪
タイガーさんが次に向かった平塚の高麗山は、歌川広重「平塚 縄手道」の「東海道五拾三次」に富士山と共に描かれています。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/f574457ee743b79045bd47e52bf9032d
天気にめぐまれると、江の島からスカイツリーまで見渡される絶景ポイントです。是非、冬場の空気の澄んだ時期にお越しください。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/de229a3265b5f0a2c9e3bccc68ef114d
きのうは、品川宿から鈴ヶ森刑場跡までを歩きました。その品川で「佐藤優×竹中平蔵」の講演会を聴き、安保法の是非を挙手で
求めた結果、賛否3:3に分からぬが4の比率でした。会場には日本の平均的サンプルが集まったと笑いをとりました。
この談話は、後日アップいたします。