北海道砂川市が市有地を宗教施設に無償提供していたのは政教分離を定めた憲法に違反するとした最高裁大法廷判決が下った。この判決を受け、都道府県が調査したところ、神社や寺院など宗教的施設として使用されている所有地や管理地が、確認できた範囲で相当数あることが分かった。
神社や寺院は、市町村が誕生する前から永く地元に敬われて存在しており、高々100年にもならない市町村が権利を有しているとは、不可解なことだ。
どうしてこのようになったかというと、敗戦で、マッカーサーが神仏分離を支持し、それまで国に所属していた神社を市町村ないし県に所属させた経緯の産物という。
外人に街角インタビューすると、欧米諸国にも地域の迷信や呪いがあるのに似て、日本の神社もその類であろうといい、ましてや宗教であるはずはないともいう。
地元の者も、宗教という認識はなく、代々から伝わる敬うべき氏神さまであり祭神なのだといい、なくなることに戸惑いをみせる。
俗に「イワシの頭も信心から」という民俗学で使うところの信心だ、つまり習慣と置き換えてもいい。
宗教は教義、教典をもつが、信心ではもたぬ。
西行が伊勢神宮で「なにごとのおわしますかはしらねども、かたじけなさに涙こぼるる」と詠んだ。
おおらかな信心なのである。
四角四面にいえば、土地建物の所在が市町村ならそこに帰属すべきだが、、、
神主は常駐してなく、宗教法人化していない“地域の氏神様”を祭る小さな神社が、全国にたくさんある。
土地の譲渡や有償貸し付けを含めて検討したが、土地建物賃貸が有償になれば維持できず、譲渡するにしても、適切な法人がなければ難しいという。
おおごとに考えず、暖かく見守るという横須賀市や座間市という所もある。
裁判沙汰が、新たな紛争を創り出している。
追記
日本には、法人としての神社が79,000もあるという。
保有数の順位は、
1位 新潟 4,755社
2位 兵庫 3,836社
3位 福岡 3,322社
最も少ないのは、沖縄の11社、和歌山418社、大阪571社。
神社や寺院は、市町村が誕生する前から永く地元に敬われて存在しており、高々100年にもならない市町村が権利を有しているとは、不可解なことだ。
どうしてこのようになったかというと、敗戦で、マッカーサーが神仏分離を支持し、それまで国に所属していた神社を市町村ないし県に所属させた経緯の産物という。
外人に街角インタビューすると、欧米諸国にも地域の迷信や呪いがあるのに似て、日本の神社もその類であろうといい、ましてや宗教であるはずはないともいう。
地元の者も、宗教という認識はなく、代々から伝わる敬うべき氏神さまであり祭神なのだといい、なくなることに戸惑いをみせる。
俗に「イワシの頭も信心から」という民俗学で使うところの信心だ、つまり習慣と置き換えてもいい。
宗教は教義、教典をもつが、信心ではもたぬ。
西行が伊勢神宮で「なにごとのおわしますかはしらねども、かたじけなさに涙こぼるる」と詠んだ。
おおらかな信心なのである。
四角四面にいえば、土地建物の所在が市町村ならそこに帰属すべきだが、、、
神主は常駐してなく、宗教法人化していない“地域の氏神様”を祭る小さな神社が、全国にたくさんある。
土地の譲渡や有償貸し付けを含めて検討したが、土地建物賃貸が有償になれば維持できず、譲渡するにしても、適切な法人がなければ難しいという。
おおごとに考えず、暖かく見守るという横須賀市や座間市という所もある。
裁判沙汰が、新たな紛争を創り出している。
追記
日本には、法人としての神社が79,000もあるという。
保有数の順位は、
1位 新潟 4,755社
2位 兵庫 3,836社
3位 福岡 3,322社
最も少ないのは、沖縄の11社、和歌山418社、大阪571社。
私の勤め先の近くの村では、維持金を分担して給与制で他の神社から神主にお勤めに来てもらっている神社もあり、やはり自分たちのご先祖様の魂の宿るところという意識があるのでしょう。
秋祭りを終えては、また次の年の相談をするそうです。
祭礼がなくなっては、神輿で景気を挙げることもできなくなってしまいます。
ご無体なことです。
伝統的な民俗行事を野蛮とか危険行動とか言ってその謂れも知らずただ非難するのと同じようなものですネ。
祝祭日も本来の謂れは無視して変えてしまうのも、縁日も変えてしまうのも、本来の意味をしっかり知ることが大事です。
地方ほど神仏に対する信仰は篤いですね。
ですから、その維持を考えて保護もするのですが、都心は地価の高騰もあって
一部の名の通った所を除いて廃れるかも知れません。
(鷲谷芝嵐) さん へ
「わしゃ知らん」は、鷲谷芝嵐さんの十八番でした。
きのう今日と真冬に逆戻りした寒さです。ぶるる・・・。
白菜(ハクサイ)を鍋で煮詰めて、それを肴に熱燗で食べたい気分です。
シロサイからハクサイに話題転換するなんて、冴えてますよ。
では、サイなら。
(ムツゴロウ) さん へ
主義主張が自由すぎると、いろんな弊害も引き起こされてしまう典型です。
一部の先鋭論者に、世の平静さが掻き回されてしまいます。
(銭無のとっつあん) へ
高槻市内に150箇所の遺跡とは、さすが機内だけに多いですね。
竪穴住居のころは、自然をうやまう素朴な信仰があったのでしょうが・・・。
全国には79000もの神社があるそうです。
日本一はどの県だと思いますか?
その答えは、これから「神社は誰のもの」に追記しておきます。
というのが日本人の平均的な精神構造ではないでしょうか。
都市部では地価の高騰で、最高裁の判断が妥当な神社も多いかも知れません。
しかし、地方では、その維持が年々困難になっている現状のもとで、
最高裁が画一的な判断を下したのであれば、その歴史的背景を無視した判断に疑問です。
臨場感は、半端ではなくつんざく音に腹が響きます
無料で飲食付で隅田川花火大会を会社の屋上で、見学していたので、料金を払おうと思わないです。(^^ゞ
考えてみると「神社や寺院は、市町村が誕生する前から永く地元に敬うやまわれて存在しており、高々百年にもならない
市町村が権利を有しているとは、不可解なことだ。」 となりますね。
国家についても、或る日突然に国境を定められ「国」に囲まれてしまいました。国民を国は護ってくれますが、紛争の絶えぬ
地域が21世紀でもあります。厄介なことです。
フランスとスペインの両国にまたがるバスク地方は、その所属について過激に紛争しました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%9B%BD_(%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E7%9A%84%E3%81%AA%E9%A0%98%E5%9F%9F)
俗に「イワシの頭も信心から」と申します。
西行は「なにごとのおわしますかはしらねども、かたじけなさに涙こぼるる」と詠み、何ともおおらかな信心ではあります。
iroirotanosiiさんのブログアドレスをコメント上に置きまし