脛まで出来た後で、膝の回転するパーツで悩んでいました。中途半端な円なので丸くしようかと思ったのですが、間接部とぶつかってしまう為、無理はせずにそのままで行く事にしました。
そんな訳で、膝パーツはそのまま使い脛の稼動軸の方にポリキャップを仕込んでみました。
これが以外と大変な作業で、稼動軸の径が2mm強、受け側が3mm強といった具合に、通常のポリキャップでは合うものがありません。
仕方が無いので、ポリキャップ自体の内径と外径を研磨して合わせたものを作ってから仕込んでいます。
キットのままでもそれなりにしっかりしてはいますが、この部分は変形時に一番可動する場所なので、保険の為にもやっておかないと後で泣きを見ることになると思います。
続いては太腿ですが、これも膝間接同様の方法で片側の軸にポリキャップを仕込んであります。
両方とも入れようかとも思ったのですが、結構シビアな作業なので、失敗すると壊れる可能性が高く、手間もかかる為、この部分と膝間接部は全て片側のみの加工で終了しました。
画像にはありませんが、太腿の反対側の膝関節受け軸にもポリキャップを仕込んでいます。
ここまでやっておけば、余程のことがない限りはヨレたりはしないと思います。
股間接部ですが、当初ハの字開きの為に、前後スイングも考えていましたが、太腿との位置関係と、変形時の安定を考慮して今回はポリキャップの仕込みだけで止めておきました。
変形を止めて、オーラバトラー形態だけで作る際はやって良いかと思いますが、結構脚部の重量があるので、変形を考えるとこの状態のほうが得策です。
接続面のモールドは残して、ギリギリの位置で仕込んでみました。