久しぶりに高尾を越えて武蔵五日市へ。最高気温が33度までハネ上がった猛暑の7月7日、七夕の日です。
右(青梅、名栗)へ行くか、左(甲武トンネル、風張峠)へ行くか。駅前でしばし悩んだが、軽く「つるつる温泉」まで上って早々に引き返すことにした。午前中というのにもうかなり暑いんでね。
武蔵五日市駅
「つるつる温泉入口」交差点から「つるつる温泉」までは平井川に沿って7キロ弱を上る。といっても「つるつる温泉」直前のバス停日の出山登山口までは3%以下のゆる〜い坂が続き、最後の500メートルぐらいが急勾配となるだけだ。なのでヒルクライムというよりは、渓流美と豊かな自然を眺めながらのんびりと走るという感じ。「つるつる温泉」が行き止まりなので車も少ない。この気持ちいい道がどこまでも続いていけばいいのにね。
つるつる温泉入口
左が平井川
ニジマス渓流釣りやつかみ取りが楽しめる場所や釣り堀、バーベキューができるらしい屋根付きの椅子とテーブルなどを用意した「さかな園」が途中にあった。食堂もあり、「将門うどん」というのぼりが何となく気になるねぇ(結局行かなかったけど)。
さかな園
その先にあったのが「肝要の里」。地元の農産物を売っているようだったが、それより気になったのがそのすぐ先の工事現場。トンネルが口を開けており、「梅ヶ谷トンネル」とある。えぇ!? もしかして梅ヶ谷峠を回避できるのか? と思って帰宅後に早速調べてみる。青梅市・梅郷と日の出町・大久野を結ぶ1.3キロのトンネルで21年にすでに貫通しており、23年度の開通を目指しているらしい。地図で確認すると、青梅の梅ヶ谷峠入口交差点から1キロほどの所に出るようだ。まさに梅ヶ谷峠を回避できるじゃないか。いいねぇ(^o^) 行きはいいけど帰りは結構辛いんだよね。
肝要の里
次に発見したのが「白岩の滝」の道標。だが、滝はこの地点から950メートル先にあるという。1キロ上るのか。やめようね。
白岩の滝はここから950メートル先にある
つるつる温泉手前で勾配がぐっと上がり、最大は10%を越えたかな。いったん看板前で写真ストップ。再びこぎ出して先へ進む。この先は林道があり梅野木峠を越えて青梅に出られるはず。だが、林道はゲートでがっちりとガードされ、その手前には「峠より先青梅側へは当分の間通り抜けできません」と立て看板があった。実は11年前にもここへ来た。写真を見るとまったく同じ看板。少なくとも11年間は「当分の間」というらしい。長すぎじゃね? 当時はゲートがなかったので峠までは進めた可能性があったが、路面凍結のため断念。そのリベンジもあったのだが、今回は最近作ったであろう真新しいゲートに阻まれた。残念。というか、ゲート破りをしない限り、もう一生、行くことはできないだろうね。
林道のゲート
林道前の立て看板
2012年1月撮影。この時はゲートはなかった
「ひと風呂浴びれば長生き十年 重ねて入れば若返る」という、「生涯青春の湯 つるつる温泉」で汗を流すいう選択肢もあるが、風呂上がりにはビールが欲しくなる人なのでやめときましょうね(^_^; で、どうせ来るならシルバー割がある水曜日かな。
つるつる温泉
ランチは五日市駅から西へ少し行ったところにある「定食屋とんとん」。適当にGoogleマップで調べて来たのだが、狭い路地を入ったところにある小さなお店にもかからわらず、バイクラックがあるのにビックリ。当たりだったようだ(^o^) 靴を脱いで入るというアットホームな雰囲気で、何だか落ち着く。節電中とはいえもちろん涼しい。30度超の外に出る気にならんねぇ。
「下田さん家の豚肉」が売りのお店なので生姜焼きかポークソテーを注文するのが筋なのだが、なぜかオム焼きそばに惹かれた。いまや高級料理だからねぇ(^_^; 定食には小鉢がこれでもかと付いてくる。あ、やっぱご飯ものを頼めば良かったかな。
定食屋とんとん
バイクラックがあった。水ようかん、残念(T_T)
オム焼きそば定食1190円
今夏初のガリガリ君
せめて甲武トンネルぐらいは行こうかと思ったが、この暑さじゃねぇと断念しUターンして帰宅。この日の走行距離は105.9キロ、獲得標高は948メートル。
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