4月1日(金)晴
こんばんわ。今日から4月です。と言うことで僕の会社でも入社式がありました。そして夜はささやかな歓迎夕食会がありました。送別会続きの後は歓迎会で今週は飲んでばかりでお酒の弱い僕としては大変でした。今週末は久しぶりにヨットもゴルフもない平穏な2日間になりそうです。思えば2月からほとんどの週末は何か行事があって1日休むのが普通でしたが2日も何も予定がない週はどう過ごしたらいいのかわかりません。多分何かして家にじっとしていることはないと思います。
ところで今日は最近の若い人たちの恋愛感というか結婚感というようなものについて酔っぱらった勢いで話してみたいと思います。
まず男についてですが、恋愛感情に妙に冷めてしまっているように僕は感じてしまいます。世の中では終身雇用が崩れて将来への不安感が原因だとか、女性が社会に進出して活躍する人が多くなったため男が相対的に自信喪失している人が多くなったからだとか言われています。多分それもその通りだと思いますが僕はもっとも大きな原因は男が危険を冒す場がほとんどない平和な国になったからだと思っています。男の特徴は本来、力が強くて、戦うことができる存在だった訳です。たとえは悪いですが戦争もないし、狩猟のような戦う場もなくなり、せいぜい海に出て魚を取ったり、スポーツで戦うことぐらいしかなくなってしまったことが、男の魅力を発揮しにくいことが妙に冷めた状態を作りだしているような気がします。
次に女の方ですが、こちらもみんな同じ髪型同じファッションと群れていないと不安だと言う感情が強くなってしまったような気がします。将来性があって優雅な生活を送りたいと思う人ばかりになってしまいました。元々女性は貧乏書生でもはぐれ者でも健気に支えるような人がいたはずです。そんな支えに男は一念奮起して頑張れると言った構図があったような気がします。戦後世の中が豊かになるにつれて、女も好きな人のためにはリスクも厭わずと言った一途さが失われて、かなり打算的になってしまったのではないでしょうか。
こういった現象はひょっとして、社会が自由と言いながら昔以上に相互監視社会になっているのかもしれません。今までそっと見守って来ていた社会がTVのようなメディアによって、見なくてもいいような所まであばき出されたことによるのかもしれません。誤解しないでもらいたいことは僕は決してTVが悪いと言っている訳ではありません。僕もTVは好きですし、恩恵もいっぱい受けています。ただ必要以上に騒ぎたてるのではなく、踏み込んではいけない良識を持つこともこれから重要だと思います。
なんか急に醒めてきてしまいました。もう終わりにします。それではまた。