4月24日(日)晴のち曇
今日は知り合いのゴルフのレッスンプロの所にスイングのチェックに行ってきました。知り合いと言っても僕より2回り近く若い男なので不思議な付き合いと言えば不思議です。彼とは5年ぐらい前にスナックで知り合ったのですが、その後これも偶然なのですが仕事で海外出張した時の別の知人が彼と親しかったことやホットヨガを教わっていた先生とも親しかった関係でいまでも時々ゴルフの始動を受けています。
先般東京に行ってドライバーをリシャフトしたので、スイングデータをチェックしてもらうことになっていました。最初は真っすぐ飛ぶだけで、スイングスピードも遅く、飛距離も200Y程度でさっぱりでした。スイングフォームも昔の悪い癖が出ていて、そのためにヘッドスピードが上がらないことも指摘されました。自分ではフォームも直したつもりでしたが、VTR映像を見て昔の悪い癖でフォームも全然治っていませんでした。またいろいろアドバイスを受けてヘッドスピード45m/s、ボールの初速60m/s程度まで上がるようになりました。飛距離も240y程度まで上がってました。
毎回のことですが彼にアドバイスを受けながら自分の理想形に近付くのですが、1ヶ月もするとまた元に戻ってしまいます。もっと思い切りよく振りきれば良いのですが、本番になると大事に行こうとするあまり結局は元に戻ってしまうようです。長い間自己流にやってきた癖と言うものは体に染み付いてしまい、その場で注意されていると意識的にできるのですが、そのままにしておくとまた元に戻ってしまうようです。
誰が言ったのか知りませんが「三つ子の魂100までも」とはよく言ったものです。僕達は長い間慣れ親しんだものは頭ではなく、体や筋肉が覚えてしまうものです。中々治せるものではありません。治すためには治す環境が必要なのかもしれません。僕のゴルフの悪い癖もかなり頑固な癖ですが、彼に言わせると良くなった部分もあるそうです。最初の頃より体幹はあまり動かなくなった点と前傾の前後動が少なくなった点だそうです。そのため飛距離は別として玉があまり曲がらず真っすぐ飛ぶようになったそうです。ただバックスイングからの切り返しで力をロスしてしまう悪い癖はまだ治っていないため飛距離は伸びないようです。本番でも相当意識しないと治らないと言われています。特別に意識してしまうと力を入れなくても良い所に自然と力が入ってしまいます。大きく振ろうとするあまり、切り返すべきところでもう一伸びしてしまい、スムーズにスイング軌道に戻せず力をロスしてしまうのだそうです。言われたようにやるとボールの初速も早くなるので狐につままれたような感じです。理屈はわかっているのですが体の力を入れるべきコツがまだつかめていない訳です。彼からは素振りをしてコツを掴むように言われるのですが、都会の真ん中で戸外にそんな場所はないし、家の中では家具等にぶつかってハーフスイングでも厳しい現状では練習できないのが問題です。
そんな訳で未だに納得の行くゴルフができませんが、時々チェックしてもらうことで少しずつですが意識できるようになって行くことと思います。ところで政治も同じことで世の中の環境が変わってきている中で従来やってきたことが悪くなっているのに変えずにいると取り返しがつかないことになるのではないでしょうか。復興特区の話も国が従来の慣習をすべてゼロクリヤーし、口を挟まず、予算だけ確保してまかせる方が良い復興になりそうです。ちょっとこじつけすぎたかもしれませんが。
それではまた。