”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2011年04月23日 20時17分20秒 | Weblog

 

4月23日(土)雨

夕方雨はあがったものの一日中雨でした。マリーナに桟橋工事の状況を見に行くつもりでしたが、雨がやみそうもないので止めにしました。TVばかり見ているとお菓子等間食ばかりでダメですね。せっかくこの三日ぐらい体重が落ちていたのですがまた増加に転じそうです。フィットネスも震災以降全然行っていないのですが、仕事もバタバタしているせいかダイエットになっているようです。あと一週間でゴールデンウィークに入るわけですけど暇をもてあましそうです。

ところで今日の話は「孟母三遷」です。孟子のお母さんはここは息子を育てるのに適した場所ではないと言って3回も引っ越した話です。最初彼女は倅の孟子と墓地の近くに住んでいました。そこで孟子は葬式ごっこをして遊んだ。
「孟母曰く、此れ吾が処子を居らしむる所以に非ず。」
次に移り住んだのは市場の近く。すると孟子は商売ごっこをして遊んだ。そこで
「此れ吾が処子を居らしむる所以に非ず。」とまた引っ越した。
そして今度は学校の近くに。すると孟子は学校ごっこをして遊んだそうな。そこで母はやっと安堵して「真に以て吾が子居らしむべし。」となる話でした。多分誰でも知っている有名な逸話ですね。

子供の教育には環境が大切だと言う教訓です。良い教育には社会環境にとどまらず、良い教師に恵まれ、良い友に恵まれることが必要です。子供手当などと言うバカな発想が子供のためになるとはとても思えません。子供を増やそうと思うなら、もっと住みやすい環境を作ったり、心豊かな良い教育を徹底し、知識から知恵の教育に転換して行く方がよっぽど大切だと思います。災害復興税ができても、消費税が上がってもしかたないとは思いますが、お金を集めることだけに夢中になって、肝心のどんな国にして行きたいのかのビジョンもない政府には失望してしまいます。
今の子供たちのおかれている環境は守銭奴に住んでいるようなもの。孟母でなくとも早く引っ越しできる環境を創って行かないといけないような気がします。

それではまた。