いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

叱らない

2019-07-20 | 犬に学ぼう♪ 犬を学ぼう♪

おはようございます。蒸し暑いですねぇ~。

隣の公園まで行くだけでも、じっとり汗ばんできました。
 
Choco.さん、💩はイマイチですが、
ご飯もしっかり食べるし、元気もあります。
よく食べるからと言っても、食べさせすぎにならないように気をつけてます。
 

トレーニングの中で、「叱る」ことってわかりやすい。

そう、ヒトにとって不都合なことをしたときに犬を叱ればいいから。

 

それに反して「叱らない」というのは、行動でないのでわかりにくいかも。

そうなると、なにが「叱らない」ことなのかの定義があいまいになりがちで、

天罰も愛情遮断も「叱らない」ことに含めてしまって当たり前のように使う、

そんなトレーニングが巷で氾濫しているのが現状だと思います。

そして…
 
よいことをしたらほめろ!って言われても、結構ほめられなかったり、
 
ほめるときにワチャワチャなでくりまわしたり、
 
甲高い声で「グ~ッド!」って言ったりする人も多いですよね。
 
これって、本当に「いいことをしたんだ!」ってわかりますかね。
 
ワチャワチャされること=好きとは限らないし、
 
甲高い声=うれしいとは限らない。
 
 

こどもの教育でも「ほめてしつける」と言っても「飴とムチ」方式が多いです。

やった後でムチが出てくるのなら、それは「叱る」と同じです。

親が子どもに「何度言ったらわかるの!」って言ったり、

「なにが正しいのか考えろ!」ってよく言うことだけど、

「叱り」でなにが正しいのか教えるのは難しいです。

正しいことがわからないからやっちゃうんだしね。

 

だから、「叱る」前にどうすればいいのかを教えてあげればいいのです。

子どもも犬にとってその行動が当たり前の行動だったりするので、

よけいにわかりにくいと思います。

叱らず教えるといって、何かしそうだからって机たたいたり、
 
大きな音を出して脅かすのはダメですよ~!!
 
ときには絶対にこれ間違えるなってことをわざとやらせて、
 
「ほら見ろ!」的に叱ってみる人いるでしょう?

ってことは、自分の子ども(愛犬も)がどういう時に「困った行動」がでやすいか

わかっているからじゃないですか?

普段から回避する方法を教えてあげておけば、いいだけのことじゃないでしょうかね。

その方が「叱らない」「叱られない」ですよね。
 
Choco.の場合は、一番は距離を取ること!
 
これひとつだけでもChoco.のお散歩でのQOLは大いに保たれます♪
 

それには親(飼い主)正しい情報をつかむことが一番大事で早道です。

例えば、しつけなくちゃと考えたとき、

「こういう行動を起こしたときには、こうやればよい」という情報に

飛びつきがちですが、どうして?や、こまってたのか~を理解せずにやっても

所詮、「行動をしない」ことにはつながりませんし、

たとえしなくなったとしても子ども(犬)のQOLはダダ下がりです。

そして自分のQOLを上げるために、もっと強い行動が出る可能性もあります。

それでは、「楽しく暮らす」ことからかけ離れてしまいます。

 

犬と楽しく暮らそうと思うなら、

たとえ、今の今困っていたとしても、ちょっと深呼吸。 

まず、初心に戻って「犬とはどういう動物なのか」「犬はあなたに何を伝えたいのか?」

「犬はヒトとどう暮らしてきたのか」「犬はなぜ~最良の友~といわれるのか」

もう一度犬との暮らし方を見つめなおしてみたら、

きっと本当に「叱らない」の意味が見えてくるはずです。

 

夏休みにお子さんとご一緒にいかがですか?

(小学生から高校生は、午前中のみ無料です。) 

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