短編集(全7編)です。
“心中”や“死” がテーマとなった作品集です ・・・。
と言っても、タイトルに「天国」という言葉が使われているとおり、
決して、暗い話ばかりではないのですが…、
心の狭いワタシは、こーゆー短編集って どうなのよ?!と思ってしまいました…。
じゃぁ、読まなきゃいいじゃないか! 。 。 。
と言ってしまえば 確かにそれまでなのですが…。
しかし、短編集なので、(しかも7種類も入っているし)
話も変われば、気分も変わるか…、と ズルズルと読んでしまいました。
「初盆の客」は、まぁ、この中で1番良かったと言えば 良かったかなぁ…と。
しかし、総括すると、後味、悪っ ・ ・ ・。
まったく、読者って 勝手なモンです (笑)。
本っていうのは、入院されている方々が、結構読まれると思うんですよ。
ということは…、
中には、余命を宣告された方の目に触れる機会もあるわけで 。 。 (泣)
ちょうど、個人的に ブルーなタイミングで こちらの本を読んでしまい、
ちょっと、心穏やかでいられません…。