めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

風の向こうへ駆け抜けろ(古内 一絵)

2016-08-14 21:54:14 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

いやぁーーーーーーー(唸)
これ は、良かった!!
良かったなんてもんじゃぁ、ない。
思わず2度読みして、2度目は もっと良かった!!

しかも、…  (/へ\*)ウゥ…
泣けた 。。。
2度目の方が、ここに出てくる全ての登場人物と 馬達の考え方や行動や言葉が胸を打ち、沁みた…。

いやあぁ~~~~(唸)
感服。
これは、いい作品です。

古内センセイの作品、実は 初めて読みました。
が、 もう(!)一発でファンになってしまった。
 (=ω=。)

だってだって、どうしてこんなにも 場面ごとにピッタリくる表現が出来るのでしょう。
瑞穂や光司をはじめ、藻屑の漂流先たる緑川厩舎の厩務員が、それぞれに抱えた 深くて重い過去のエピソード。
その上に輪をかけて降りかかる試練と、人間のみならぬ お馬さん達との心のぶつかり合い、触れ合い… etc.

フィッシュアイズ、オトメ、誠、カニ爺、ゲンさん、トクちゃん、
みんなみんな… ありがとう。
瑞穂の葛藤や苦しみなど、読んでいて共感する部分だけでなく、胸が痛くなる部分があったからこそ、みんなで1つずつ乗り越えてきた困難が描かれていたからこそ、この作品に魅かれました。

読後感も すがすがしく、大好きです!
これから、またしても発刊作品を追いかける作家さんが増えて、ほんとーに幸せです。
 (*/∇\*)
コメント
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