めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

真実への盗聴(朱野 帰子)

2019-11-03 21:51:28 | 本(普通) あ行の作者

アケノ先生のお仕事小説は、なかなか面白いことに 気付いたここ最近・・・
(す、、すみません…。 遅ればせながら・・)
今回の こちら もなかなか!
テンポも良く、“やっぱり この類の展開、好きだわぁ~~♪” と思いながら、サクサク読んでしまいました。

今回のテーマは、治験だったので、個人的に興味深い分野だったし…。
アケノ先生が 取材をコツコツと積み重ねられたご苦労が、わかるような気がします。
会社の表の顔ではなく、潜入して 秘密組織を探る… という内容だったので、その特異的な視点もおもしろかったし。

そして、ちょっと… オタク目線なのですが・・・
小春のブラック企業時代の パワハラ上司 = 山田 の、それまで秘めていた、人情的な事情がわかる場面、
こういうフォローが描かれているあたり、読んでて救われる(♪)というか、心がフワっとする感覚で、妙に惹かれますな…。
きっと、アケノ先生って、懐がおやさしいおかたなんだろうな… と 勝手に推測・・(笑)
このあたりも、ワタシが読書が好きな所以です。
  (≡ ̄ー ̄≡)ニヤリ
コメント
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