もぅ! Moo~~~~!!
めちゃめちゃ 良かった!!! (笑)(泣)
数年前に読んで、すっかり忘れていた こちら の 続編。
2018年の本屋大賞、ノミネート作品。
あれ が対抗馬じゃなかったら、この本が大賞だよ!!
と、確信するくらい、良かった。
そーよ、そーだった。
ポッポちゃん、QPちゃん、バーバラ婦人、男爵とパンティー、マダムカルピス…etc.
ほんと、言葉を生み出す天才だわね。
小川 糸という作家さんは。(← 呼び捨てスマン!)
そして、読んでいるうちに思い出してきたけど、
そーよ、そーだったわよ。
ポッポちゃん(=鳩子)が 先代から受け継いだ、代書を通して依頼人の思いを伝える(=叶える)んだった。。
それに使う紙や筆記用具へのこだわりもさることながら、ワタシが驚いたのは、文字よ! 文字。
今回も、小川センセイの紡ぎ出す1つ1つのエピソードが、ほんと(!) 「言霊」だと思いました。
J.クレオパトラとリチャード(半)には笑わされたし、
オバサン(=猫)といい、もう、なんなのよ。
キャラ1つにしたって、この語彙の豊富さは。
頭の柔らかさは!!
その一方で、思わず泣かされるエピソードも用意してくれちゃって。
困っちゃうじゃないのよ。 公衆の面前での涙は。(爆)
って、めまぐるしく … ほんと、すごい(!)としか、小川センセイの底知れぬ才能に感服しながらも、
逆に サラッと読み手を惹き込んでいく、、、 この不思議な魔力(=魅力)に翻弄される幸福感を味わったのでした。
でも、自分としての潜在的な価値観は、ポッポちゃんと一致しています。
だからこそ、より共感させられ惹き込まれたのかもしれんが…。
小川センセイ、ありがとう。
男爵とパンティーを不幸にしないでね。(←お願ひ)