いやいやいや~~~(唸)
惹き込まれた!
ほぼ、一気読み。(爆)
上 と 下。
(今回から、図書館本です。)( ありがてぇ、ありがてぇ。)
なんにしろ、人物設定が良かった!
淑子と美佐子。
それぞれの境遇も職業も性格も違うけど、、 なんつーか、日本文学に根差す 凛とした精神論の一貫性が窺える、すご~くイイ設定!
と思ったら、実在のモデルがいらっしゃり、それをベースに新田センセイが新たな小説として生み出されたんだとか。
ワタシとしては、登山のクルーとかそーゆーのは 案外、どうでもいいんです…。(失礼!)
(なんせ、大好きな これ が 自分の “登山もの” の中では ぶっちぎり=ナンバーワン!な程の衝撃を受けちゃったもので・・・)
ということで、今回は、むしろ 男と女とか そーゆーのも ちょっと脇に除けさせていただいて…(失礼!)
淑子と美佐子が潜在的に結ばれた絆とか、
お互いの職場のエピソード、 特に それぞれが自分の目指す域に登山同様、邁進する姿、
それと それを見守る師匠たち・・・
この辺りが 本当に興味深くて~~~ のめり込んでしまいました。
それだけに、最後の最後は、カクっ となってしまったんですが…
実話がベースなので、新田センセイは 忠実でいらっしゃったということなのですね。