めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

王とサーカス(米澤 穂信)

2017-09-09 20:29:03 | 本(うーん…) ま・や・ら・わ行の作者

少し前、かなり話題になり図書館の予約件数も待ち待ちだった こちら (作家インタビュー記事は こちら。)、かなりの期待大で読み始めました。
…と、 と、と、と、
面白い!
と思いきや、途中まで… だったか 。。。
  _| ̄|○il||li ガックシ

中盤までおもしろかっただけに、落胆も大きく、ただ ただ残念です…。
なんというか~~~
展開もよろしくない。
でもって、後味もよろしくない。

せっかくの登場人物たちのキャラを生かせていないような…
なーーんか、もったいない。
ちょーっと、方向性がよろしくない(?)のかなぁ…
ほーーんと、中盤まで楽しませてもらっただけに、消化不良。
残念!
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秋山善吉工務店(中山 七里)

2017-09-03 21:47:57 | 本(うーん…) た・な・は行の作者

今回読んだ中山作品は、こちら です。

が、…
うーーーーーん・・・
まぁ…
途中の展開はそれなりに楽しませてもらったのですが、
本来の中山作品の面白さを 多々知っている身の上としてはですねぇ…
ちょーーっと、 チョットなぁ…。

一応、分野はミステリーという位置づけのようですが、
善吉さんの顛末と 事件の結末も、ちょっとな~~  (不満!)
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坂の途中の家(角田 光代)

2017-09-02 21:57:03 | 本(うーん…) か・さ行の作者

予約をする程ではないにせよ、新刊出ると気になって ほぼ読んでいる角田作品・・・
今回は こちら を。
(書評は こちらこちら にて。)

いやいや…
テーマも興味深い 裁判員制度だし、
(と言うより、読み進めるにつれて どんどん惹き込まれ、興味度が アップ ↑ アップ ↑↑)
考えも付かないような 踏み込み方で読ませる、読ませる、角田節。

いやぁ~~~、ほーんと(!)巧いなぁ~~~
なんちゅう シナリオ創作力よ(!) と、賞賛しきりで どんどん読み込んでいくハメに… ♪
シリアスかつ重いテーマにもかかわらず、
リサコの心情を 被告人ミズホと代わる代わる投影させる展開により、
もーーーぅ、(!) 先が気になって 気になって仕方がない 。。。
と、角田センセイの偉大さをしみじみと感じながらの 読書でした。

しかし…
なーーーんだか、結末→ 宙ぶらりん ??? かい ???…
まぁ、ワタシの 想像力が乏しく、鈍い… という要因ゆえ… なのでしょうけれども~~(汗)

ちょーーと、後味がスッキリしないため、全体的に不満感が残ってしまったということで。
残念!
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