女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

すとろーくを求めて生きる

2010-11-22 | インポート

 心理学でストロークとは「相手の存在や価値を認めるような働きかけ」のこと。人間の持つ承認欲求(「認められたい」「かけがえのない存在として大切にされたい」という気持ち)」を満たすための働きかけ・・・「名前を呼ぶ」「笑顔で話しかける」「ほめる」「よしよしする」などがそれに値する。生命を維持するために水や食物などが必要なように、「」が健全に育つために必要なのがこのストローク。

 人はすとろーくを求めて生きる

巷ではやりのツイッター。ツイッターの原点は「今、何してる?」らしい)。家に帰ったら「帰宅なう」、薬を飲んだら「お薬いん」とつぶやく。私自身はツイッターをやっているわけではなく、たまたま知り合いの女性のツイート(つぶやき)をみるようになってその存在を身近に感じるようになったのだが・・・。

正直、「なんやねん、これ?」「何がおもしろいのん?」と思っていた。

しかぁ~し、この「つぶやき」を見ていて最近気づいたことがある。このつぶやきの中には、「辛い」「消えてしまいたい・・・」などのマイナス感情が多く出てくる。それに対して、

「なでなで」⇒多分気持ちの中でよしよしと頭をなでているのだと思われる

「ぎゅううううううううううっ」⇒多分気持ちの中で相手を思いっきりハグ(抱きしめ)しているのだと思われる

と「つぶやき返し」をしているフォローワーと言われるメンバーがいるのだ。

この「なでなで」や「ぎゅうううううううっ」こそまさしくストローク

生身の人間と対面してコミュニケーションをとることから逃げてる。とも言えるが、心を閉ざした若者たちが唯一自分の心の内を打ち明け、自分の存在価値を確認できる場がここ(ネット上のつぶやきの場)にあるのだろう。

とは言えやはりこのネット上のコミュニケーションには、今でも違和感を感じる。

家族や大切なの手の平の温かさや、温かい眼差しに直接触れ、『自分という存在』を感じるのが一番だと思うのだが、そんな考えは今時(いまどき)ではないのだろうか?


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