前回「せやから女性はあかんねん!」という話しをしたが、これって誰のせい??
女性側の職業意識の中途半端さが大きな要因であることは間違いない。でも、これらを助長しているのはマネジメント側の中途半端さではないのか?
☆ 「やいやい言って辞められたら困るしなぁ・・・」 という気持ちからくる 「媚び」
☆ 男にはようわからん感覚やから・・・」 という気持ちからくる 「あきらめ」
これらの根底にある
☆ 「所詮女はこの程度やろ・・・」という 「見下し」
はたまたマネジメントする側も女性の場合
☆ 「お前もできてへんやんけ」と周りに思われたくない
☆ 「お前に言われたないわ」と本人に思われたくない という 「自己保身」
などのマイナス感情から 「強く言えない!」 ⇒ 言われないから「(本人は)気づかない」 ⇒ 気づかないから「これでいいと思っている(少なくとも『あかん』とは思っていない)」 ⇒ 気づいていたとしても「どうすればいいかがわからない」 ⇒ 活かしきれていない が現状だと思う。これは会社にとっても女性にとっても不幸なこと。
では、(女性)らしさを活かすにはどうすればいいか?
ずばり!「この人のために頑張りたい!」と思える経営者(上司)がマネジメントすること。これにつきる!
「カッコイイ上司」ってどんな上司?個人差はあるだろうが、姿かたちのかっこよさではなく
①仕事ができること
②方針がぶれないこと。 特に女性活用に関しては「なんとなく・・・(処遇)」ではなく「明確なイメージや信念を持って接すること」が重要!
③自分自身を「個人」として真っ当にかつ平等に評価してくれること
等が要素として考えられる。女は厳しくしたら辞める。怒ったら泣く。と思われているが、決してそうではない。甘やかされたい(ちやほやされたい)とも思っていない。少なくとも「地に足をつけて仕事をしたいと真剣に考えている女性」はそうではない!
この人のために、この人と一緒に頑張りたいと思える魅力的な経営者(上司)の下で女性は活きる!この機会にマネジメント側のあり方を再考してみるのはいかがだろう?
「自分自身が『魅力的な経営者(上司)』になること」が女性を戦力化するための一番の早道かもしれない