先日の山形出張の際のこと。
到着機遅れのため伊丹空港で予定より30分程度待合で時間を潰すことになり、雑誌でも買おうか!と思って売店に行った。
「さ~て、どの雑誌にしようかな・・・」
それまで「小池栄子」というタレントに対して特に「好き」という感情も「嫌い」という感情も持ち合わせていなかったが、表紙の写真が凛としていて格好よかったのでAERAに決めた。
ページをめくると、「表紙の人」というコーナーで小池栄子のプロフィールとインタビュー記事が紹介されている。
その記事のキャッチコピーが
「逃げない30代でいたい。できるかどうかで、40代以降が決まると思う」
「そつなく」「器用」に仕事をこなしてきた彼女は、20代そのキャラクターが女性タレントとして重宝がられた。今年30歳になった彼女が、記事の中で「これからの目標は、自分はこうありたい、この役はどうしてもやりたい、と言えるようになること。他の人とぶつかってでも、自分で責任をとる覚悟で仕事をしたいですね」とコメントしている。その決意が上述の「逃げない30代・・・」の件(くだり)にあらわれている。
素直に「格好いい」と思った。
その覚悟が表紙の写真の凛とした雰囲気に表れていたのか。
小池栄子という女性が好きになった。