中村です。
新卒採用のお手伝いを生業としている立場柄、この時期就職活動中
の学生と、直接話をする(電話含む)ことも多い
先日、ある女子学生とこんなやりとりをした。
彼女が説明会に参加した会社は、本社は京都で東京に支店がある。
今回は企画営業職の募集。勤務地は京都か東京かいずれか。
説明会は京都と東京で行うが、説明会の際書いてもらうアンケートで
は、勤務場所の希望として、①京都で働きたい ②東京で働きたい
③どちらでも構わない いずれかにチェックをつけてもらうようにして
いる。
参加のほとんどの女性学生が、①京都で働きたいにチェック☑してい
る中、彼女は③どちらでも構わないにチェック☑
選考の日時を案内するために、彼女に連絡を入れた時のこと、説明
会の印象や記入してもらったアンケートをもとに就職活動の状況など
について話しをした自然な流れで、
「○○さんは東京勤務もOKなんだよね」
と話題をふったところ、少し間があってから
「今のところ、(どちらでも)大丈夫です」
と返答があった。
今のところ大丈夫です
今・の・と・こ・ろというフレーズに違和感を感じた
たとえば、
来週の予定を聞いて、「今のところその日の予定はあいています」なら
わかる
でも、勤務場所に関して今のところ大丈夫ってどういう意味?
しばらくしたら、だめになることがあるん
ほんまは東京行く気ないやろ???????
同様のケースは今までにもよくある
東京と大阪に本社があるソフトウエアの会社。大阪の説明会に参加
し、東京勤務も「望むところ」と面接で訴えて内定をとりつけた女子
学生。
入社直前になって、まさかの「大阪を離れたくない」結局彼女の身
代わりに、面接時「関西で働きたい」と主張していた男子学生が「僕が
行きます」と東京勤務に・・・。
他にも、総合職で選考に進んで「なんでもやります」と言ってお
きながら、希望の部署配属にならず駄々をこね、そのことを指摘され
ると、涙目で
「その時(面接のとき)は、そう思ったんです」
今回の彼女が同じだとは思いたくないし、このような傾向は女に限っ
たことではない。ただ、
「その時は、そう思ったんですぅ~」
このフレーズは男からはあまり聞かない。
その場その場で、対応や発言を変える
こういうのは、「臨機応変」「状況対応力がある」とは言わない。
完全に自分軸
学生を採用する企業側にとって、これほど迷惑なことはない。
同じ女ながら、
だ・か・ら女は・・・・
と思ってしまう。
関西を離れたくないんだったら「離れたくない」一人暮らしする気
がないんだったら「自宅から通いたい」とはっきり言えばいい
はっきり言うことで、「それならウチで働くのは難しいね」となる可能
性は大。でも、実際そうなんだから
しかたないじゃん
その時は調子よく合わせておいて、土壇場になってごめんなさいと
いうのは、社会では通用しない
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