桔梗原

なははな一日

縁の下の力持ち

2008-05-14 23:49:38 | favorite

選花場のチーフパートのチヒロさん。
ライスセンターで二年間一緒に働いたこともあるし、
年も同年なので気軽に話せる間柄です。
彼女が「今日午後、圃場を見に行こうかなと思うの・・」と言います。
「去年、浪合村のI瀬さん、切り前(花を切る時期)が遅くて出荷品がみんな格落ちしちゃったのよ。今年もそんなことになったら可哀想だから、直接圃場を見て話しをしてあげたいんな」とのこと。

もちろん、生産者を指導するのはJAの生産課の職員の仕事。
私らパートにはそんな義務もなければ、する必要もないことなのだけど、
農協の職員に「行ってあげてよ」と言ったら「忙しくて無理だ」と言われたらしい。
正義感が強く、心の優しい彼女は「なら私が行こう」
彼女の熱い情熱に賛同して私もお付き合いしてきました。

片道50キロの道のりです。行きは高速を使いました。
勿論無給で、尚且つ高速代、ガソリン代は自分持ち。
お人好しのおばさんパート達です!!
浪合村は山また山を越えて南西に50キロです。
電話番号でナビして行ったけど、山のど真ん中、道に迷いウロウロ。
でもやっと目的地に付き、ブルーベリーの畑で消毒中のI瀬さんにお会いすることが出来ました。
「わざわざ来てくれたのかな?」「よくわかったに。今年はいいとこで切るでな」来てよかったね。

農協さん、こんなパートさんの力で支えられているんだよ
(私はオマケだけどさ

帰りは一山越えて“下條村”に出ました。
ここは峰竜太の出身地(どうでもいいですか?)
『そばの城』という道の駅で一休み。



今日の選花場の受け入れ花のひとつ『ベロニカ』
虎の尾の仲間ですね。
出荷する市場のひとつにこのようにバケットに入れ替えて運搬する所があります。
この入れ替え作業が結構大変なの。

コメント (5)
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