
霧島神宮に寄りました。
神社の下からだと階段をかなり登らなくてはなりませんが、駐車場が社のすぐ脇で大助かりです。
観光客がたくさんいました。韓国からの方々が多いようです。
樹齢800年の杉が空高くそびえていました。
すごい迫力です。


展望台からは遠くに桜島も望めます。天気がいまひとつだったのが残念でした。

さていよいよ今夜の宿、霧島神宮温泉‘さくらさくら温泉’に向かいます。
今回の旅行を計画したのがお正月だったので、すでに一カ月半の月日が経っているんですね。
その時は夢中で二冊のガイドブック、インターネットを駆使していろいろ調べ、予約したんですが、
催行する時点ではもうすっかり詳細を忘れてしまってる私。
温泉に着き、チェックインカウンターのある建物に行くと、受付のお姉さんが
「お荷物は車から降ろさないで下さいね。ここから車で3分ぐらい先が宿泊をされるコテージです」
と言われました。
そうだったわ・・・この温泉宿泊は和風一戸建てやコテージだった。
私はコテージを予約してあったのだわ。
先導車について行くと、数分走った先にこのコテージが見えて来ました。


数分の道乗りの周りには工事現場あり、ぼろぼろの売り家ありの風情もへったくれもない場所を通ります。
温泉街とは程遠い雰囲気です。
そして着いたコテージは築30年ぐらい経ってるんじゃないかと思われるぼろぼろの建物。
ここへ泊るのぉ?
古いだけならまだ我慢できますが、トイレのドアにはほこりが溜まり、温泉ですよ!という内風呂も
石造りで寒々しくお湯が溜まるのに40分かかりますと言われるし、中の石鹸はどろどろに溶けていて
とてもじゃない入る気になれない。
洗面台からはなんとなく悪臭も漂う。
20畳はあるかという畳は全体に薄汚れていて、横になるのもためらわれる感じです。
ロフト式になっていてらせん階段で二階に上がるとベッドがあるのですが、
二階のエアコンは26℃以外の温度設定は出来ず暑かったら切るしかない。そしてフィルターが汚れているらしく
音もうるさい。一階にある空気清浄機はやはりフィルター交換サインが出ていて、
これじゃ空気清浄しないでしょ?って感じ。
このせいで喘息持ちのだぁりんは、一晩に3回も4回も薬を吸うことになります。
二人の意見では、このコテージはバブル時代別荘として売り出したが、買い手がつかず荒れていたのを
温泉が買って、ここも客室として使おうとしたのではないか?ということになりました。
きっと当たらずも遠からずだと思います。
温泉に入るのにも、食事に行くのにも、受付に車を依頼するか、
自分の車で本館陳に行かなくてはなりません。
車を呼ぶのが面倒だったので、自分の車で行ったので、夕食の霧島黒豚のしゃぶしゃぶでも
アルコールは飲む事も出来ず・・・

そしてお風呂。ここは泥パックがお勧めの温泉です。
泥を全身に塗って10分ぐらい乾かしてからお湯で洗い流すのですが、お風呂場が寒くて
10分お風呂場で乾かすのは寒さとの戦いでした。
二人組の女の子は全身に泥を塗り、洗い場に立って乾かしていたんですが、5分もしないうちに
「もう寒くてこれ以上はムリーーー」とお湯をかけていました。
私も一人で泥だらけで洗い場に立ってたんですが、我慢して我慢して8分でリタイヤでした。
泥パックが売りなら、ゆっくり泥パック出来る環境じゃなきゃムリでしょ!
アルコール抜きの夕食に身体が冷え切った温泉を出て、また工事現場幽霊空家の脇を通り
お化け屋敷のようなコテージに戻る悲しさよ・・・・
こんな宿を選んだ私にだぁりんはついつい文句を言ってしまうし、
言われた私はまさかこんなひどい宿とは思わなかったからWのショックだし、
散々な一日目となりました。