令和元年8月9日午後10時25分父が亡くなりました。
二日前、家族で上越に遊びに出かけ楽しんできたのに・・・
まさかこんな事が今日起きるとは誰も思っていませんでした。
旅行の疲れが出たのか、昨日も今日も水も飲んでくれなくて、
こんな事していたら熱中症になるからといくら勧めても首を振るばかりで
仕方なく点滴を昨日は病院で、今日は自宅でしてもらいました。
点滴が終わったのは午後7時半。
その後も肩が痛いから揉んでくれとか、ベットの頭を上げてくれといろいろ
していたのですが、午後10時前、トイレに行きたいと母に介助されてトイレまで行きました。
自分できちんと用をたしたのですが、トイレから戻る時には歩けなくなり
だぁりんと息子でベッドまで運びました。
それでも、私達は父がどうにかなるとは思ってもいなかったのですが
ベッドの上で、だんだん苦しそうな息になり、目が虚ろになってきて
息子の手を握って、どこか遠くの方を見つめています。
これは普通ではない、父がおかしいと「おじいちゃん、しっかりして!!
どうしたの!しっかりして!!」と大きな声で呼びかけたのですが、
まるで眠るように静かに息を引き取りました。
ほんの10分程の事でした。
母、主人、息子、私に見守られて88年の生涯を閉じました。
あまりに突然の事で、現実ではないのではないか?と思ってしまいます。
一方で、最後までお出掛けして、自分の事は自分で始末して
あっという間に潔く旅立ったのは、本当に父らしい終わり方だったと思います。
ブログを通じて、父を見守っていて下さった皆様、長い間ありがとうございました。