外観や内装などパリの街角ぽくて、パンもハード系が多くて結構好きなんだけど・・・・初訪問したときに、接客になんとなく違和感ががあった段原にあるパン屋さんBesoin(ブズワン)
今回は扉を開けたと同時に、奥の工房からオーナーさんらしき男性の『いらっしゃいませぇ~』という大きな声でお迎えいただきました。
全然問題ないじゃないか。すっかり機嫌は直ったので、パンも美味しかったし、これはリピしよっと。
10時頃に訪問したので、パンの種類も多くその中からどれにしようかと迷いに迷う。その迷う時間というのが、パン好きには至福の時間でして。
そんな中で『こ・これは!!』と目に留まった瞬間、0.1秒後にはトングでつかみ取っていたのが、こちら。
ワタシの最愛のパン屋 京都の『ル・プチメック』の『栗と柚子のパン』によく似ているパンがありました。
ハード系だけど、わりとモチッとした生地で、柚子の香りが薫りたってました。 やっぱり栗と柚子のコラボ最強です。そしてそれを生かせる技術のあるパン屋さんに感謝。
ビジュアルに惹かれた抹茶なんとかという名前のスイーツ系のパン。びょぉ~んと細長い。インパクトのある黒い粒粒は甘く煮た黒豆。
もひとつ甘い系で八朔のタルト。八朔特有の苦みがアーモンドクリームと良い相性。アーモンドクリームも自家製かな??
どれも彩り豊かで個性的な具材を使ったパンが多くて、インスタ映えしそうです。
店内撮影禁止なので、おしゃれなパンがズラリと並ぶ様子は、百聞は一見にしかずで、足を運んで確かめていただくしかないのだけど。
ブズワンという日本語だと語感に難ありな店名ですが、フランス語で『必要なもの』という意味だそう。
そう!!そうだよ!!パンは必要なもの!!日常生活にごく普通にあるもの。
バカ高かったり、気軽に買えなかったりするのは、パンとしてはなんか違うんだよなぁというのが、ワタシのパン屋論です。