先週、献血のあと親友K子ちゃんご夫婦と、晩ご飯を食べに行ったのは、八丁堀のビルの奥におおよそ30年ほど前から、ずっと営業している「大衆食い処 淀市」
その頃はワタシも保育園児を連れたヤングママだったので、こういうタイプのお店にはご縁が無かったのですが・・・。
でもいまとなっては、こんな風情のお店に心惹かれるまでに成長(?)しました。
「こんばんわ」とのれんをくぐってみると、めちゃくちゃそそる風景。昭和がストップモーション。さすがに30年前とは代替わりしたそうですが。
赤いトリミングのあるお品書きが壁に張っているこの感じ。いいですねぇ。吉田類さんが現れそう。
「献血したあとだから、これ食べときんさい」とK子ちゃんから強くお勧めされたレバー焼き。すごく厚切り。
タコぶつも、でかっ。茗荷が添えてあって気が利いてるし、何でもおいしい。ちょっとした料理のどれもクオリティがすばらしい。
お品書きを見て飛びついたのがオバイケ。捕鯨問題が複雑化しているいまオバイケって、滅多に見かけないですよね。
しかも、このオバイケが保存状態が良くて真っ白。
オバイケ大好きなオットをいつか連れてきてあげたいな、と思ったのですが・・・・その願望はこのあとの思わぬハプニングですぐに実現することに。
酒豪K子ちゃんのお気に入りはイタ豆。茹でた枝豆を唐辛子、ニンニク、オリーブ油で味付けしたもの。ピリ辛で、ニンニクが香ばしくて、枝豆をつまむ手が止まらない。
お酒NGのK子ちゃんのご主人が〆の炭水化物に選んだのが焼きスパ。
焼きそばじゃなくて、焼きスパ。見た目は、まんま焼きそば。
意外や意外、お好みソースや紅生姜とパスタが絶妙に合うのにビックリした。これリピ決定。
献血した後なので、アルコールは摂取しなかったのですが、急に貧血起こしてバタッと倒れてしまいました。
常連のお客さん(女性)が『砂糖か飴を食べさせてあげて!!』と女将さんに指示してるのが、聞こえました。
「え?なんで砂糖???」とK子ちゃんが慌ててると「血糖値あげたほうがいいですよ」
糖尿病と間違われたみたい(爆)
たしかに見た目が貧血起こすタイプではないものですから・・・・
親切な大将と女将さんのご好意に甘えて、しばらく店内で横にならせてもらったあと、K子ちゃん夫妻が自宅まで連れて帰ってくれました。支払いも全部K子ちゃんが。
そんなわけだから翌日は、迷惑かけたお店や常連さんにお詫びのため再び「淀市」へ。
ということで、今日は『淀市』の貧血ビフォーアフターのビフォー前編です。
