Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

昭和世代に@一膳酒場

2018-12-20 | そとごはん

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忘年会は続くよ、どこまでも・・・というほどではないけど、今年の忘年会会場の中で期待以上だったのが、こちら「一膳酒場」

今回は、職場の中のシニアチーム限定ということで、会費は一律5000円。
この大きな赤ちょうちんに心惹かれるお年頃ばかりで囲むテーブル。

飲み放題もついて5000円ですが、飲み放題のお酒の種類も豊富だし、日本酒も賀茂鶴とか亀齢など、ふだんは飲み放題メニューには入ってこないものがそろってました。
そして、なにより料理が良いっ!!
シニア層は、おいしい料理を少しずつでいい(ワタクシ除く)というおじさんたちが多いので。 

これ↑宴会の定番唐揚げが鶏じゃないよ。アンコウだった。
これがプリンプリンで。アンコウの唐揚げ初めて食べた、と同僚がえらく感激してました。そういえば、私もかも。

続けての酢の物がこれまたイイ。タコでも十分うれしいところをナント!!白子。ねっとりとした白子は、大人の味やなぁ。

同僚のおじさん、アンコウの唐揚げにつづき、さらに感激。コース料理に白子ポン酢を出すとは、なんと太っ腹。

出汁巻きも、ふわふわでした。で一切れがでかっ。

これおいしいーーーと、さらにテンション上がったのが、焼き枝豆。
なぁ~んだ枝豆かぁ、と侮るなかれ。
皮ごと焼いてあって、びり辛の味付けがまぁ香ばしいこと。アンコウより白子より、さらにこの枝豆が印象的でした。

枝豆って、そんなに味の良さを求めない食べ物というか・・・塩茹でだけでポンとざるに盛られても、ヘーキな食材のところを、こんなに手を加えた枝豆だされちゃあ、震える。

「肴は炙ったイカでいい~♫」と八代亜紀の歌声が聞こえてきそうな炙った一夜干しのイカ。
この半レアな噛み応えがいいのだ。

このほかにも、刺身盛り合わせ、牡蠣グラタン、鴨ロース、スペアリブ、野菜サラダ、最後にプリンのデザートまで出ました。後半に出てきたスペアリブなんか、もう手つかずなくらい。
おいしいものを少しだけのつもりが、おいしいものがどっさりとくるものだから、みんな前半飛ばし過ぎ。
いつたい何品の料理が出たことやら。 

これだけのお料理と飲み放題で5000円なら、なんてコスパがいい。ここは絶対おすすめ。
もういい年だし、和食メインがいいなという宴会には、昭和感にじみ出ているこのお店がとっておき。

 
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増え続けるものたち

2018-12-19 | くらし

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実家の両親が高齢となり、ぼちぼち終活が始まりました。

実家へ行くと、好きなもの持って帰っていいよというので、遠慮なくMINTON(ミントン)のカップ&ソーサーのセットをもらって帰りました。
もう廃盤になっているんじゃないかな。なかなか見かけないので、めちゃうれしいーーー。 

あっ、これもいい???と、ロイヤルコペンハーゲンのプレートも。

食器棚の中に、それをめざとく見つけたオットが「また食器買ってる!!」と鬼の首を取ったかのように指摘してきたので「買ってないもんねーー、もらったんだもんねーーー」とムキになって言い返したり。
買っても、譲ってもらっても、数が増えたことには違いはないのだが・・・

ワタクシ自身もそろそろ断捨離しないといけない年頃なので、もう好きなものしか仲間入りさせないようにしているけれど、好きなものが多すぎて。
それも青と白のコンビの柄物が好きで、見渡せば似たようなのばかり(爆)

ミントンの収納に悩んだ末に、25年以上使っていた鳴海製陶のセットをシンク上の一番上の戸棚にしまいました。このカップは、もう一生分は使ったから。
でも、これって場所を変えただけで、捨てたわけじゃないしな。

大量のCDを収納するためにリビングを改装した大バカものなので(CDのコレクションに関してはオットも同じスタンスなのでノープロブレムだった)このままだと食器のためにキッチン改装するーーとか言い出しそうで、自分をセーブしなくては、さすがにオットが黙っちゃいないだろうな。

 
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12月いなご会例会@CA'GINO

2018-12-18 | そとごはん

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人生いろいろ、いろいろ、ありますが、めったに愚痴も弱音も吐かないこのメンバーなら、愚痴を言ってるヒマは無い、という毎度の濃いーーーー『いなご会』
定期例会も12月となれば、忘年会みたいなものだから、豪勢にお肉たべちゃおうと選んだのはヨーロッパ料理とワインと自家製加工肉の『CA'GINO(カジーノ)』

カジーノにには前菜盛り合わせが無いかわりに、自家製加工肉の盛り合わせはあるのです。最初からいきなりの肉食で飛ばしますよ。

ここでスタッフさんから魅力的なお声掛け。『本日限定のめったに出ない子羊の足の丸焼きをご提供できますが、いかがですか?』なぬ???子羊の足の丸焼きとな????
その全貌がこちら↓ナマナマしくまさに家畜動物のアンヨって感じなんだけど・・・・ちょっとおじけづく。
メニューを片っ端から食べつくす『いなご会』も、さすがに子羊の足まるまる1本はムリ。控えめに200グラムほど注文して、切り分けたものを各テーブルへ運んできてくれました。


切り分けたらこーなる↓といってもこれは隣の男性3人組がオーダーした500グラム。
『写真撮りにおいでよーーー』とおじさんが声かけてくれたので、ここは毒舌美女ケーコさんを撮影隊として派遣したところ・・・・
不機嫌そうなおじさんが1人混じっていて『あげませんから!!』と防御態勢に入ってた。こっちはこっちで注文してますって。でもワタクシ達のテンションだと、おじさんたちの分も
取って食いそう、と心配したおじさんの気持ちもわからんでもない。

遅れた人を待つことなく、ひとりまたひとりと加わるたびに、何度でも乾杯を繰り返すのが『いなご会』

メンバーのうち№1女子力ながら実は辛口anchanの、きれいにネイルした指先に映える珍しいスパークリングの赤。

ポルトガル名物の塩ダラを使ったグラタン。以前、姉妹店『カドーロ』でも食べて、おいしい、おいしいと大騒ぎしたきおくを呼び戻す。やっぱりおいしいーーー。

トリッパのトマト煮込み。トリッパでかっ!!ホルモン特有のゴム感もなくて、柔らかくて、良い素材を使ってるんだろうな。
子羊の足がまるまる1本手に入る流通ルートを持ってるぐらいだから。

パテ・ド・カンパーニュをソテーしたもの。付け合わせはクスクスとキャロットラペ。
ただでさえ、肉肉しいパテ・ド・カンパーニュが、ソテーの油でさらにヘビイでした。
ワタクシは、ここらあたりで、肉からの撤退を決意し、人参→クスクス→人参→人参と食べておりました。

さんざんお肉類が続いたので、もうそろそろ・・・と言っていたのに『鶏と豚とっちがいいーー???』と誰かが言えば『トリ』『私もトリ』と、もうひと皿肉へ行くのは『いなご会』だから。
チキンのハーブグリル。
しっかり骨付きのワイルドなビジュアルにこたえて、我々も手づかみで。

お腹がはち切れそうだからと言って、デザートを忘れるわきゃ無い。そして当然シェアする前提で、3種類のデザートを頼みます。
しかしさすがに満腹なので、ここに至っても、さらに重めのチョコレートケーキをオーダーするのは『いなご会』の不動のセンターnakkaちゃんだけ。ほかのメンバーは軽めのジェラートやらプリンやらで。
ポルトワインのジュレが添えられたポルトガル風プリンは堅焼きは、この素朴なアルミカップも含めていいお味。

年末スペシャルでさすがにちょっと食べ過ぎ。ひとり6000円超(笑)どんだけ食べたん。
ずいぶん遅れてきたのに、なんの躊躇もなくキッチリ割り勘分を払うオカミの潔さ。心配ごとがあったけど、少し元気を取り戻したGぢえちゃん。
しゃべって、しゃべって、笑って、笑って。愚痴も弱音も吐かないみんなのおかけで、いなご会は日々の活力の大事なアイテムです。

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いままで気づかなかったフルーツサンドイッチ@merci

2018-12-17 | パン・スイーツ

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母の入院先周辺であれこれとランチ先を探訪していることをアップしたら、この駄ブログを見てくださっているかたから、近くにこんなお店もありますよ、と教えていただいたので、さっそく行ってきました。

地図を見ると、わが家から実家への道すがらにある様子。
入院先に近いどころじゃない、実家へ帰る際に、もう何十回も、どころか何百回も通った道だけどな、と首をかしげていたら・・・・『あぁ、ここだったのかぁ』と納得。

メイン道路に面しているのは、果物屋さん。裏側から入ると、フルーツパーラーになっていました。


通り過ぎるだけの街だったから、全然気づきませんでした。『フルーツとカフェ fruitet cafe merci(メルシイ)』
中に入ると、まるでブックカフェのよう。
食べもの関係や、絵本が多かったかな。
長男は『懐かしい!!』と本だなから取り出してきたのは『はらぺこあおむし』の飛び出す絵本。サンドイッチが出来上がる間、夢中でページをめくっていました。

今回は、カフェ店内の飲食はできず、テイクアウトのみで。
せっかくなら名物であろうフルーツサンド。注文してからの作り立てを持ち帰りました。

このフルーツサンドが、大きい大きい。
フルーツサンドって、おちょぼ口でチマチマとかじるイメージだけど、なんとなんと、大口開けてかぶりつかないと。3切れでお腹いっぱいに。

果物の新鮮さは、申し分ないし、生クリームがごく控えめな甘さなので、男性でも大丈夫。
長い間、通り過ぎるだけだったことに、う~ん残念。

教えてい叩いたカオさんありがとうございます。
今度は、店内でフルーツたつぷり乗ったワッフルをたべるぞ、とリトライを誓っております。


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また、桜の国で

2018-12-16 | カルチャー

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今日は、ワタクシらしくない、ちょっとシリアスなおはなし。
第二次世界大戦に絡む重い内容の本なので、メンタルバランスが崩れている時には、読まないほうがいいかなぁ、と思ったのですが・・・そういうときに、こういった本が手元に届くのは、これも『本の神様』の巡りあわせかしら。


須賀 しのぶ作の『また、桜の国で』
この本を原作にした、NHKのオーディオドラマでの紹介文によると・・・
日本とポーランドとの絆を心の原点にもつ若き外交官、棚倉 慎は、1938年秋、ワルシャワの日本大使館に赴任。
ナチスドイツ台頭による戦争の危機が忍び寄る中、大使館の職員マジェナ、ユダヤ系青年ヤンネ、アメリカ人記者レイらと出会いの中で、国際関係の改善に奔走する。
しかし翌年9月1日、ドイツのポーランド侵攻で第二次世界大戦が勃発。人々の運命は、巨大な歴史の渦に呑まれてゆく。

第二次世界大戦当時の日本人外交官というと、ユダヤ人の国外逃亡のために奔走した『日本のシンドラー』と呼ばれる杉原 千畦さんがよく知られていますが、この作品の主人公も、日本人でありながら、ポーランドやユダヤ人のために、抵抗運動に身を投じる外交官(実在の人物ではない、と思いますが)の姿に涙します。

須賀 しのぶさんの作品には、ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツを舞台に日本人留学生を描いた『革命前夜』があるのですが、これが抜群におもしろかったので、須賀さんがまた東欧を題材に書いた本ということで読んでみました。

世界がきな臭い方向に進んでいるいま、こういう本を読むことが大事だと、自分に言い聞かせる。

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