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健康診断「胃カメラ・内視鏡検査」でヒドい目に遭った人たちの証言

2020年04月13日 14時40分11秒 | 医療のこと
健康診断「胃カメラ・内視鏡検査」でヒドい目に遭った人たちの証言


腸のなかが血だらけ
 
 「大腸がん検査で、こんなヒドい目に遭うとは思ってもいませんでした。

 これまでも病院の勧めるままに検査を受けてきました。その検査には腸がボロボロになりかねない危険があったんです」

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 こう憤るのは、渡辺直幸さん(仮名、68歳)だ。

 彼の身に悲劇が起きたのは、半年前のこと。自治体が主催する健康診断で大腸の検査を受けたのがきっかけだった。

 「大腸がん検診を受けるのは初めてではありません。毎年のように便に出血がないかを調べる便潜血検査をしてきました。

 ところが、今回の検査で初めて便に血が混じっていた。そこで『陽性』の判断が下され、内視鏡検査を勧められました。

 自分は大腸がんなんじゃないか。そう思うと不安に苛まれ、すぐに大腸内視鏡の精密検査を受けることに決めました。

 検査が始まると肛門からスコープを入れられ、腸がグイグイ引き伸ばされる。腸をねじ回される痛みで、脂汗が出ました」

 検査では腸内にポリープが見つかり、その場で切り取られた。ところが翌日、事態は急変する。

 「検査の後に、医者からは消化に負担のかからないおかゆなら摂ってもいいと言われました。そこで検査の翌日はおかゆを食べていたんです。ところがその日、ベッドに入ってから強烈な腹痛に襲われました。時間が経つにつれ痛みは増していく。これ以上は我慢できないと、救急車を呼びました。

 がん検査を受けた病院とは別の総合病院に運び込まれ、すぐに緊急手術が行われました。当直医が開腹して腸内を見たところ、内視鏡で腸管が傷つけられていたんです。ポリープを切除した箇所に1cmの穴が開いて便が腹腔内に漏れ、腹膜炎を起こしていました。

 すぐに穴が開いていた箇所を局所切除して、縫合処置が取られました。退院できたのは、それから1ヵ月後です」

 内視鏡検査を受けたことで散々な目に遭った渡辺さんだったが、切り取ったポリープを調べたところ、良性の判定。結果的には、内視鏡を入れる必要はなかったのだ。

 大腸がんは女性のがん死亡原因の1位、男性の3位。それだけに内視鏡検査を受ける人も多い。だが、日本では検査自体が過剰に行われている。

 アメリカの消化器学会は、家族に大腸がんの病歴を持つ人がいないなどがんのリスクが低い人は、一度大腸がんの内視鏡検査で陰性と出たならば、その後10年は内視鏡検査をくり返してはいけないと強調している。これは良性のポリープを切除するなど、過剰な医療で起きる事故を防ぐためだ。

 必要以上の検査を行えば悲惨な事故が起きる可能性は高まる。だが、医師はその危険について伝えようとはしない。

 「内視鏡を含めた人間ドックや健康診断は、受ける側の覚悟も必要なんです。ところが、現場では『まずは検査』という結論ありきで、流れ作業のように検診が行われている。どの検査にどんなリスクがあるのか。その検査はどの程度の頻度で受けるべきなのか。患者さんには、十分な説明はなされてないのです」(亀田ファミリークリニック館山の岡田唯男院長)

 ポリープを調べるはずが、新たな病気を呼び込む。内視鏡検査のリスクを甘く見てはいけない。


胃カメラを飲んで、調子が悪くなった
 
 胃がん検査といえば、まず思い浮かべるのはバリウムを飲んでのX線検査。だが、最近では口や鼻から管を通して胃の状態を調べる胃カメラ検査がどんどん普及している。

 広く行われているのだから、安全性は抜群。もしそう考えているのならば、残念ながらそれは幻想に過ぎない。

 胃カメラを飲んだせいで調子を崩し、日常生活が送れなくなる。神田修二さん(仮名、63)も、胃カメラ検査の「被害者」のひとりだ。

 「あれは1年前のことです。毎年の習慣にしている健康診断を受けた際、胃がんの一次検査であるX線で影のようなものが見つかり、ひっかかりました。もし深刻な病気だったら、すぐに治療をしなくてはと不安がよぎり、より詳しく調べるために胃カメラを飲むことにしたのです。

 胃カメラは、まず飲み込むこと自体に苦痛を伴います。口から管を入れようとしても、『オェッ』とえずいてしまう。カメラを入れる前にゼリー状の麻酔を5分ほど、喉に留めておくのですが、それでも嘔吐反射が出てしまいました。何度かチャレンジした結果、ようやく食道に管を入れることができたんです。

 検査中も、カメラが胃の中でグルグルと動きまわり、不快そのもの。さらには検査を終えてから、どんどん調子が悪くなりました。

 異物を胃の中に入れたことで体が拒否反応を示したのか、検査を終えて帰宅してからもキリキリと胃が痛むんです。やたらと胃がムカムカして、3日間は食事も満足に摂れませんでした。

 結局、検査の結果は『異常なし』でした。検査結果自体には安心したのですが、胃カメラ検査で余計なおカネがかかっただけではなく、体調まで悪くなった。これでは踏んだり蹴ったりです」

 胃カメラ検査のリスクとしてなにより恐ろしいのが感染症だ。都内の総合病院に勤めるベテラン看護師の話。

 「大きな声では言えませんが、ウチの病院でも胃カメラ検査のせいで感染症にかかる患者さんは多いんです。

 胃カメラ検査を行う際、日本でも洗浄・消毒のガイドラインが設けられています。ところが、現場では機材の管理もなおざりで、使い回しのようなことも行われている。

 医療現場では、一日に数百人の患者さんが来ます。とてもじゃないけれど、対応しきれないんです。胃カメラの消毒液は高価なので、交換を渋る病院も多い。そのせいで胃カメラを飲んでピロリ菌、B型肝炎ウイルス、緑膿菌などの感染症にかかり、体調不良を起こす患者さんがいます。

 先月も、胃カメラ検診を受けた70代の女性が血便と激しい下痢、それに伴う38度以上の発熱を訴えてきました。診断結果は、感染性の胃腸炎。直前にしていた胃カメラ検査が原因でした」

 たしかに胃カメラ検査はがんの発見率も高い。それだけに多くの医師が「胃カメラによって救われている患者は大勢いる。わずかなリスクを恐れて検査を受けないのはナンセンスだ」と主張している。だが、もし自分や家族がそのわずかなリスクにあたってしまったら。「運が悪かった」と素直に受け入れられるものだろうか。

 新潟大学名誉教授の岡田正彦医師はこう警鐘を鳴らす。

 「胃カメラ検査も、やりすぎには反対です。年齢を重ねれば重ねるほど、検査にも体力を要するようになるもの。検査をくり返せばダメージも蓄積するし、後の生活に与える影響も大きくなります。目の前の検査が本当に必要なのか、きちんと見極めることが重要です」

 がん早期発見のための検査を受けたことで死期が早まるなど、皮肉どころの話ではない。

  『週刊現代』2020年1月25日号より
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埼玉“新型コロナ対応”保健所職員3人感染

2020年04月13日 13時01分18秒 | 医療のこと
埼玉“新型コロナ対応”保健所職員3人感染

新型コロナウイルスの対応にもあたっている埼玉県川口市の保健所で、職員3人が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。

川口市によりますと、感染が確認されたのは川口市保健所に勤務する20代から50代の男女3人です。

3人は、新型コロナウイルスの直接の担当ではなかったということですが、川口市保健所は、濃厚接触したほかの職員に自宅待機を指示しました。3人には最近の渡航歴はないということで引き続き、感染の経緯を調べています。

また、電話相談など新型コロナウイルスへの対応に影響はないと説明していますが、一部の窓口業務を13日から縮小するということです。



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星野源「ひとつだけ。安倍晋三さんが上げられた動画ですが、事前報告や確認は、事後も含めて一切ありません

2020年04月13日 12時54分28秒 | 政治のこと
星野源「ひとつだけ。安倍晋三さんが上げられた動画ですが、事前報告や確認は、事後も含めて一切ありません



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PCRをスムーズに受けられた経緯を説明しろ」報ステ公式ツイッターに質問殺到

2020年04月13日 12時23分45秒 | 日々の出来事
PCRをスムーズに受けられた経緯を説明しろ」報ステ公式ツイッターに質問殺到

新型コロナウイルス感染が明らかになったテレビ朝日・富川悠太アナウンサー(43)がメインキャスターを務める「報道ステーション」の公式ツイッターには、視聴者らからの質問や批判が相次いだ。

 テレ朝は12日、富川アナが新型コロナウイルスに感染したことを発表。3~4日に発熱し、すぐに熱は下がったが、7日にたんが絡むような症状が出た。最後に番組に出演した9日に息苦しさを感じて10日に入院し、11日にPCR検査で感染が確認された。富川アナは現在、発熱やせきの症状はなく、共演者やスタッフに体調不良を訴える者もいないという。

 視聴者らからは共にキャスターを務めるフリーアナの徳永有美(44)の体調を案じる声が上がる一方、「普段あれだけ政府を批判しているんだから是非彼がPCRをスムーズに受けられた経緯を説明してほしい」「早く富川アナがPCR検査をどうやって迅速に受けれたかを教えて下さい!」と厳しい質問も多かった。

  また「あれだけ新型コロナウイルスに関する報道をしていて、発熱等症状があったにも関わらず、6日以降も番組に参加していた無自覚は大いに反省するべき!」と断じる声もあった。



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アベノコラボ”大失敗…星野源と“共演”ツイッター動画に批判殺到、党内からも疑問の声

2020年04月13日 12時01分27秒 | 日々の出来事
アベノコラボ”大失敗…星野源と“共演”ツイッター動画に批判殺到、党内からも疑問の声

緊急事態宣言が7都府県に発令されて初めての日曜日となった12日、安倍晋三首相が歌手の星野源(39)が公開した楽曲「うちで踊ろう」とコラボした動画をSNSに投稿し、改めて外出自粛を呼び掛けた。

 実はこの“アベノコラボ”、不評を買った布製マスクを全世帯に配布する“アベノマスク”に続き、子飼いの内閣官房の面々が発案したもの。首相が言われるがまま行動していることに自民党内からは「総理の判断力は本当に大丈夫なのか?」と心配する声が上がっている。

 動画は56秒間。首相がツイッターに投稿した「かつての日常が失われた中でも、私たちは、SNSや電話を通じて、人と人とのつながりを感じることができます」とのメッセージ付きだ。星野が弾き語りする映像を左半分に配置し、右半分に首相が自宅でくつろぐ様子が流れる。ソファに座って愛犬を抱いたり、飲み物をすすったり、読書をする姿が紹介され、締めくくりはリモコンを握りしめての高速ザッピング。見たところ11秒で次の番組に変更していた。

 単純計算でおよそ1分で6番組を視聴できる“アベノザッピング”。永田町関係者は「このカットを入れたのも理解に苦しむ。外出自粛でテレビの視聴時間が増えている高齢者を意識したのか」と皮肉った。

 ネット上では「くっそシュール」「地獄の安倍政権は使えるものはなんでも使うんだね」など批判の声が相次いだ。立憲民主党の蓮舫副代表はツイッターで「ご本人のお考えだとすれば、なぜ誰も止めなかったのか。側近と言われる方々の発案だとすれば、“これはおかしい”と何故総理は言わなかったのか」と指摘。安直すぎる内閣官房と首相のコラボをあぶり出すような内容だ。ネットでは他にも「空気読めないコラボでお茶を濁す前に、とっとと休業補償するべき」などと個別補償に応じない政府への反発が広がった。

  ネット戦略を巡っては、10日に小池百合子都知事が人気ユーチューバーのHIKAKIN(30)の動画に出演し好意的な評価を獲得。そのすぐ後に“アベノコラボ”が公開されただけに「まねしたんだろうけど全てが裏目」とあきれる声も出ていた。



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