今年初の渓流釣り(4月8日)
好きな渓流釣り(ルアーフィッシング)、南信州の高原の村に出かけました。
民家で入漁券を購入したのですが、今年の桜の開花が2周間早いとのこと。
周りの桜も2~3分咲きといった感じでした。
この川には10数年訪れていますが、例年ならゴールデンウィーク付近だったと思います。
こんな感じの里川、以前は結構、魚影が濃く大きなポイントでは釣れたのですが・・・
午前中は、バラシが2度のみ。随分と釣り荒れてしまいました。皆さんリリースしましょうよ。
また他の釣り人もいたので1kmほど釣り上がった所で昼食に。
道の駅で五平餅定食、愛知県奥三河・南信州・岐阜県東濃地域では、いろいろな形・味の五平餅を食べられます。
ここのは大振りな捻りのある五平餅、くるみの入った味噌ダレが甘く美味しい。
五平餅は、少し潰したご飯を串に付け、一度こんがりと焼きます。
その後、味噌ダレを付けて再度焼いて出来上がりですが、この焼き方が味の善し悪しの秘訣。
午後からは、この頃釣っていない下流に行ってみました。
こんな渓谷が続く素晴らしい所ですが、残念ながら魚影はまったく見えませんでした。
ミツバツツジ咲く渓谷、ルアーをあちらこちらキャストしましたが、魚はいません。
少し釣ったところで断念して、いつもの秘密の場所に移動。
この小さな谷川が、ここ何年楽しませてくれている場所です。
こんな流れですが、対岸の流れのたるみにルアーを流すと、岩陰よりイワナがアタックしてヒット。
今年初ヒットは、18cmほどの鰭ピンのイワナ君です。
ルアーはフローティングミノー5cm
次の釣れたポイント、こんな浅い流れですが石が点在すると高い確率でイワナが潜んでいます。
可愛い16cmほどのイワナ君、幼い顔つきです。
今回も釣れた魚はすべてリリースです。もちろん針を外すときにも魚体には触りません。
水温10度程度の水に住む渓流魚にとって、36度もの人間の手の温度で触ると火傷状態になり生き残ることが困難なようです。
周りの森も、やっと芽が吹いてきた。この森がイワナを育てています。
岩場にチャルメラソウの仲間
こんな障害物のあるポイントは、必ず魚が付いています。
ルアーが引っかかる心配がありますが、少し離れた所から大胆に木の下や岩の横にルアーを流します。
結構な型のイワナがルアーにアタックしてきましたが、ヒットはしませんでした。
バイケイソウ
この谷の一番の大きさのポイント、ここでは毎回、良型が見えます。
遠くから一番奥の岩付近までルアーをキャスト、魚が追ってきますが釣れません。
ルアーをスピナーのセルタの交換してキャスト、リーリング。
「ヒット!!」白い腹が見えます。アマゴです。
釣れたのは、20cmほどのアマゴ君
まだ少し暗っぽくサビが残っているようです。
手を冷たい水で冷やして記念撮影
天然の顔つきをしています。大きくなって、また遊んで下さいね。
そっとリリース
これがヒットルアーのセルタ3.5g、フランスのルブレックス社の名品です。
キャストしてリールを巻くと、見えているブレードがクルクルと周りキラキラ光り魚にアピールします。
良型のアマゴが釣れたので、今日はこれで終了
駐車した車に戻る途中にアズマヒキガエルの声がします。
湿地帯にアズマヒキガエルのオスメスが集まり産卵行動中
オスがメスに乗っかり交尾、オスはメスを取り合っています。
帰りは、茶臼山高原に寄って山岳展望
恵那山と大川入山
南アルプスは霞んでいた。
蛇峠山
南信州ももうすぐ新緑一杯の季節になります。
今日のお土産、ワラビを30分ほどで袋いっぱい採りました。
今年初釣りに南信州に。イワナ・アマゴも少し釣れ楽しい一日でした。