舟伏山へイワザクラの花を求めて、その1(4月15日)2回で紹介予定
今年は、山野草の開花も随分と早い。
昨年は16日に来て満開でしたが舟伏山を紹介しているブログでもう終盤のようですと紹介されていました。
火曜日は雨が降り、登山道が滑るのと渡渉もあり危険ですので、一日置いて今日木曜日に登ってきました。
平日でしたが、着いた時には5台が駐車、帰りには15台ほどの登山者の車が停まっていました。
久しぶりの本格的な登山、息が上がります。朝は6℃と寒かったので薄手のフリースを羽織っていましたが
急勾配の登りに汗が出そうなので防風シェルに交換します。
前方に舟伏山1040.3mがそそり立ちます。途中から見事にブナなどの原生林になっています。
植林帯を抜けると広葉樹の明るい森が広がる。ちょうど芽吹きの時期を迎えていました。
ここは、ザレた登山道ですので滑りやすいので、しっかりと地面を掴んで歩きます。
しばらくはタチツボスミレが目立つ
マムシグサ
舟伏山の山頂付近は、その名の通り船底を伏せたような勾配のゆるい箇所が続きます。
フモトスミレ
今日のお目当ての一つ、カタクリは山頂付近に綺麗なものが多く咲いていた。
朝早くは、まだ開いていなかったが、山頂に着いた頃には開いていました。
途中でニリンソウの葉は多く見ましたが、咲いているものは少なかった。
これは、まだ開いていません。
ナツトウダイ
フデリンドウも山頂に近づくと咲いています。
お目当てのイワザクラ
この山では、私の知る限り4箇所で見ることが出来ます。
色あせた物も多かったですが、何とか綺麗なものもありました。
ヒトリシズカも山頂に近づくと見頃なものが多く咲いていた。
フデリンドウ、私の住む愛知県新城市では春一番にハルリンドウが咲きますが、花の色と大きさが違います。
また、花の数大きさもハルリンドウのほうがずっと大きく、多い
2箇所目のイワザクラ
ヒトリシズカ
石灰岩の痩せた土地で岩にへばりついて生育しています。
フデリンドウ
ヒトリシズカ
3箇所目のイワザクラ
セントウソウも小さな花を咲かせている。
しっかりと開いたカタクリ、自然の山の清楚な花です。
ヤマルリソウも足元に点々と見られた。
カタクリ
タチツボスミレ
山頂付近の台地に着くとブナ林の下には、バイケイソウとヤブレガサが一面に広がっています。
気持ちの良い林が広がっています。
2時間30分ほどで舟伏山1040.3mに到着
明るい林の中、イワザクラを楽しみ、山頂に到着
少し早いですが、ここでシートを敷き昼食です。