雁峰山(須長雁峰山)628.5mに登りました。その1(2月4日)
長篠設楽原の戦いで岡崎まで伝令に走った鳥居強右衛門が狼煙を上げた雁峰山
私の家からも近いですが、展望もない山でしたので足が向きませんでした。
この地区には、歴史の古い岩座神社が集落にあり、その奥の院。巨石信仰の岩が雁峰林道付近にあるそうです。
釣り友人のノブシ君から前日に岩座石の位置を聞いて興味津々!!
それと雁峰山山頂付近に額岩(がくいわ)という、村に伝わる昔話で太陽の光を反射して三河湾を照らし漁師を困らせた大石があるそうです。
そこからは、以前は三河湾と浜名湖・遠州灘が見えたようです。これも楽しみ!!
歩行距離L=9.9km
駐車場9:09-雁峰林道9:46-岩座石9:56-尾根出合10:37-雁峰山山頂10:54(昼食)-額岩11:30-涼み松11:56-雁峰林道:20-県道12:48-駐車場12:56
ノブシ君宅から少し歩きここを左折、黒口という集落に向かって行きます。
集落を過ぎ少し歩くと右に山道が出てきます。ここに入ります。
雁峰山は風化花崗岩の山で、ほとんどの山道が雨水の侵食などで掘られて深い掘割になっています。
この場所で、鹿の群れに遭遇。10頭ほどの鹿が飛び出してきました。
一瞬の出来事で撮影が出来なかった。
しばらく歩くと黒口集落の墓地があります。
ほんとうに寂しい所にありますね。夜は怖そう。
山道が荒れています。風化の激しい山です。左に乗り上げて回避していきます。
山奥まで治山工事が行われていますが風化花崗岩の土砂が多く止めきられません。
倒木を乗り越えていきます。
37分で雁峰林道に出ました。ここを左折して林道を少し歩きます。
ピストンならば、この場所を覚えましょう。
200mほど歩くと岩座石入り口に到着
案内看板があり分かりやすいですね。なおこの岩のある場所は卒業した高校の1年先輩、ノブシ君宅近くの方の山だそうです。
道中案内のようですが??良く読められません。
岩座石に向かいます。
100mほどで立派なしめ縄の張られた岩座石に出ました。
拝殿場所がありますので、今日の登山の安全をお願いお参りします。
大きく割れています。上から叩いたように真っ二つ
なおこの注連縄は、麓の集落の方が奉納しているとの事
豊川支川大宮川の源流の一つ、湧き水が流れ出ています。
花崗岩に磨かれた美味しい水です。
登ってくる脇にはセンリョウとマンリョウの赤い実が目立ちます。
尾根に出ました。横川地区からの林道が通っています。
林道に出ると北側に木々の間から白い峰が見えます。南アルプスの聖岳のようです。
ノブシ君の聞くと子供の頃はスギ・ヒノキはなく雑木が多く展望が両側ともあったようです。
木がなければ絶景が広がるでしょう。
林道からはすぐに山頂尾根への入り口
後で判明しましたが、ここから登らなくても尾根に向かって行けば自然と山頂に行けます。
尾根を登ること17分ほどで雁峰山628.5mに到着
なお雁峰山は別名、雁峰連峰ともいい片山雁峰山644m、徳定雁峰山665.9mの3箇所をいうようです。
また連峰の一番高い箇所は、片山雁峰山の東、NTT中継局鉄塔の建つ688mです。
三等三角点
岩座石と雁峰山、額石を求めて大宮集落から登ってきました。