さあくる湯沢温泉

備忘録みたいなものです。内容は食べ物の事とゲームの事とその他のことが三割ずつ。残りの一割はアレです。

白き横暴

2006-01-21 15:15:25 | その他
シーン=自宅
人物=私

人物は就寝中。昨晩寒かったため、はんてんとくつ下は履いたまま。

携帯電話の着信音

面倒くさそうな顔をしながら起き上がる人物。携帯電話を手に取り、着信者を見ると、昨日連絡がつかなかった大学の後輩。

「ハイ」

「あ、YUZさんですか。何か電話貰ったみたいなんで」

「うん。今日仕事ないなら新宿に出てきて3rd付き合ってくんない?」

「今日、ですか。明日とかにしませんか、寒いから」

「実は9時から飲みがあるんだ、それまで時間潰しに巻き込まれて欲しいんだけど」

「あー、ハイ。判りました」

「よろしくー」

携帯電話を机に置き、洗面所で顔を洗う人物。
水のあまりの冷たさに身震いし、タオルで顔を拭きながら部屋に戻って窓を開ける。

一面の銀世界
舞い降りるパウダースノー

携帯電話を手に取り、着信履歴から電話をかける人物。

「もしもし」

「・・・すっげぇ雪降ってるじゃん」

「そうです。だから何もこんな日にしなくても、」

「じゃ、新宿5時で」

「えーーっ・・・(フェイドアウト)」

何事も無かったかのように窓を閉め、携帯電話を戻す人物。台所へ移動して昨日の残りのおでんを温め、昨日の残りの炭酸飲料を冷蔵庫から取り出す。

今日、東京の最高気温は2度。
コメント
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