母親が入居しているグループホームに向かう裏通りに建つ、古い家の庭先で、大きな金木犀が今を盛りと周囲に香りを漂わせている。
日差しを受けて、満開のオレンジ色の花が燃えるよう。。。
秋らしい、穏やかないい日和である。
気持ちのいい日ではあるが、今日はなにがなんでも"ウチの認知母さん"を眼科の検査に連れて行かなくては。
この眼科では定期的に視野検査をする。
2階にある検査室に行くまでが、タイヘン。。。
脚力が弱っているから、階段を上るのにどれほど疲れることか。。。
エレベーターはない。古い医院なので天井が高い(ということは階段の段数が多い!)。
そこにもってきて、"ウチの認知母さん"は、以前は階段をつま先でとっとっと上がっていたのでそのクセが抜けない。
つま先だけ乗せて、次の段に足を運ぼうとするから、お尻が残って後ろに落ちそうだ。
「踵まで乗っけて!一段ずつよ!一段ずつ!!」叫ぶワタシ。
一段ずつ上る、ということが出来ないのだ。。
やれやれ。。。。
先生は、かのKO病院で眼科医をやっていたこともある著名な方で、なかなかキビシイところがある。
今日は「眼鏡を作って、もっと見えるようにした方がいい」と勧められた。
が、母は、性格的に、眼鏡をかけたり、杖をついたり(必要はないけど)、なにか道具や器具を使ったり身につけたりするのが大嫌い!要はメンドクサイのだ(野生児というか自然児というか)。
眼鏡はいくつも持ってるが(高いものを二つずつ)、かけてるのを見たことない。
「どうせダメだから、じゃなくて、ちゃんと見えれば興味も湧くし意欲が出てくるものだからサ」と仰る。
「32年間患者を看てきた経験から言うんだから」。
はい。確かに、ワタシもそう思います。
でもね~、性格がね~、眼鏡かけるの嫌いなんだもの。
テレビも昔から見ない方だしね。。。
待合室で「メガネ作ったらどうですか?って言われたよ」と言ったら、即座に「いらない!」。
これだよ。
こんな時ははっきりと返事する。
どこまで分かんないんだか、見えてるんだかいないんだか。。。。
もうさ、見るべきものは見つ、でしょう~。
日差しを受けて、満開のオレンジ色の花が燃えるよう。。。
秋らしい、穏やかないい日和である。
気持ちのいい日ではあるが、今日はなにがなんでも"ウチの認知母さん"を眼科の検査に連れて行かなくては。
この眼科では定期的に視野検査をする。
2階にある検査室に行くまでが、タイヘン。。。
脚力が弱っているから、階段を上るのにどれほど疲れることか。。。
エレベーターはない。古い医院なので天井が高い(ということは階段の段数が多い!)。
そこにもってきて、"ウチの認知母さん"は、以前は階段をつま先でとっとっと上がっていたのでそのクセが抜けない。
つま先だけ乗せて、次の段に足を運ぼうとするから、お尻が残って後ろに落ちそうだ。
「踵まで乗っけて!一段ずつよ!一段ずつ!!」叫ぶワタシ。
一段ずつ上る、ということが出来ないのだ。。
やれやれ。。。。
先生は、かのKO病院で眼科医をやっていたこともある著名な方で、なかなかキビシイところがある。
今日は「眼鏡を作って、もっと見えるようにした方がいい」と勧められた。
が、母は、性格的に、眼鏡をかけたり、杖をついたり(必要はないけど)、なにか道具や器具を使ったり身につけたりするのが大嫌い!要はメンドクサイのだ(野生児というか自然児というか)。
眼鏡はいくつも持ってるが(高いものを二つずつ)、かけてるのを見たことない。
「どうせダメだから、じゃなくて、ちゃんと見えれば興味も湧くし意欲が出てくるものだからサ」と仰る。
「32年間患者を看てきた経験から言うんだから」。
はい。確かに、ワタシもそう思います。
でもね~、性格がね~、眼鏡かけるの嫌いなんだもの。
テレビも昔から見ない方だしね。。。
待合室で「メガネ作ったらどうですか?って言われたよ」と言ったら、即座に「いらない!」。
これだよ。
こんな時ははっきりと返事する。
どこまで分かんないんだか、見えてるんだかいないんだか。。。。
もうさ、見るべきものは見つ、でしょう~。