izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

おヘソと肛門を一直線上に~!?

2011-10-21 11:21:35 | 日記・エッセイ・コラム
最近、「経絡 O.S.Position」で先生が何度も言ってる。
「おヘソと肛門を一直線上に」。

「えええ~~っ!??」でしょう~?
しかるに、これぞお腹引っ込むの極意なのであった。

「経絡 O.S.Position」の提唱者、西村先生の理論は「身体の正しい軸を整えることがすべての運動の基本。これがあればボディラインも、すっきりきれいになる」ーー簡単に言ってしまえばそういうことだ。
身体のO軸とS字カーブを整えるストレッチが主体の体操だ。
肛門を締めて(力まないで)「尾っぽを”地球の真ん中に向かって"引き下げる」(ように意識する)。
すると、おヘソも自然に身体の中に(背中の方に向かって)収まっていって、つられてお腹も引っ込んでいく。
その状態で、自分のO軸を感じてみると、あらら、おヘソと肛門がO軸上に(一直線に)ありますワ。
(この場合の"一直線上"と言うのは、横から見たときの上下の一直線である)。
この姿勢であれば、腰は伸びている。お腹もすーっと下がって引っ込んでる。


で、ワタシは太極拳をやっているのであるから、呼吸は逆複式呼吸である。
息を吐いて緩める、沈める、収める時は、お腹が(背中側も)膨らんでくる。 
矛盾しているように思えるが、身体の力を抜いていれば、どちらでも出来るのだ。
固くなければ、柔軟な腰であれば、どのようにでも身体は反応する(ただし、軸はあくまでも真っ直ぐだ)。


でね、「太極拳の理論の要諦」の「各論」の中に、「息を吸う時は、臍が身体の後ろの腰椎にある"命門"ツボに近づいていきます(胸を張らないように)・・」とあるのだが、これがまさに「おヘソと肛門を一直線上に」の感覚と同じ(!)。(「尾てい骨を下に緩める」という表現もある)。
う~~ん、そうだったのか~!!

「太極拳の理論の要諦」は、具体的に分からなかったことがいろいろあるのだが、「経絡 O.S.Position」から照らし合わせると確信がもてることが沢山ある。
陳式太極拳の陳正雷老師の本には、巻末に太極拳の内気と経絡学説の関係が書いてあるのだが、残念、読めない(中国語だから)!


陳式太極拳と、経絡エクササイズの両方を長年続けてきているが、最近、その二つがだんだん一つにまとまってきているような気がするワタシでありました。
 


コメント
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