どこにも出かけないとはいえ、日々のスーパー買い出しついでに散歩には行く。
昨日(5月25日)は、元町から山下公園、そこから中華街を抜けて横浜公園までのお散歩。
元町商店街は元々月曜日が定休日の店が多く、開いている店もあれば昔からの店は定休日で閉まっている。人通りは普段の平日とそれほど変わりない。ウィンドウショッピングをしながら元町プラザの店でタオルを買い、RococoでPOLOの足首ソックスを買い、川を渡ってバーニーズ(コロナ閉鎖中)を眺めながら山下公園。海岸通りのイチョウ並木はたっぷりの緑が目にも鮮やか、空気も清々しい。
公園内のバラ園は、いつもだったらこの時期は「ガーデンネックレス」期間中。園内にはバラを始めいろいろな花々が百花繚乱に咲き乱れているのだが、外出自粛の影響でバラ園の周りには柵が設けられていて立ち入り禁止😅数人のスタッフが花の手入れをしているだけだ。
大桟橋には「飛鳥II」が停泊中。。。数ヶ月前のダイヤモンドプリンセス号のコロナの集団感染以来、豪華客船の入港はすべて中止になっていたが、「飛鳥II」は来るようになったのかな。プロムナードに並ぶベンチはどれもロープが張られて、座ることも禁止。。😥海風を感じながらただ歩くだけ。
そこから中華街に入ると、こんなに人がいない中華街は初めて見た!くらいの、本当にっ!誰もいない通り。。。
4月にYOU TUBEで見た、アンドレア・ボッチェリのイースターの日の映像ーーミラノ、ベニス、パリ、マドリッド、ワルシャワ、ロンドン、N.Y、北京。。。人っ子1人歩いていない海外の観光地の景色を思い出す(哀しくも美しい映像だった!)。
外出自粛といっても日本の街はヨーロッパの街々と違って、少ないとはいえ人は歩いている。それがこの日の中華街は、通りの先まで見通せるほどの人気のなさ。。混雑した場所は嫌いだといっても、しかるべき賑わいのある場所が活気なく沈んでいるのを見るのはやっぱりツライ。
横浜公園は、こちらも本来なら「ガーデンネックレス」開催中で園内バラでいっぱいのはずだ、今年は中止。花を落として茎だけ残すチューリップの植え込みが無残だ。横浜スタジアムは、今年のオリンピックに備えて観客席を増やして外側の階段もきれいに整備完了しているが、オリンピックが中止になり、プロ野球の試合も開催未定で、これも施設がピカピカ新しいだけに見ていて一層空しさが増す。
この日の夜中0時をもって、東京・神奈川・埼玉・千葉などの緊急事態宣言が解除になった。
この3ヶ月の間、学校は休校、仕事は在宅、飲食店やスポーツジムは営業自粛や時間短縮、体育館・美術館・映画館etc.は休館と、お出かけがなくなって新しい洋服も化粧品も、必要ないから買わない。が身についた。緊急事態宣言解除になっても、また元の生活にそのまま戻るというのはちょっと考えられない。
コロナウィルスは、いってみれば、”地球とその環境を壊し続けてきた人間社会への自然界からの警告”と思わなければ、この先も何度も同じことを繰り返すことになるのではないだろうか。”コロナウィルスとは戦うのではなく共存する”との気持ちでこの先の世界に向かうことを考えなくてはね。
人間が地球上に存在することに対して、ワタシ達はもっと謙虚にならなければ。とふと思うのであった。
誰もいないバラ園
誰もいない中華街本通り
大桟橋の飛鳥II
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