izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

「虚実は腰が分ける」~そうなんでっす!ねぇ~!

2012-03-01 17:56:05 | 太極拳
日曜日は、陸 瑶さん(先生、なんだけどね。若いからつい"さん"付けになっちゃう)の「呉式太極拳入門講習会」。
前回10月に引き続き、これが3回目になるのだが、套路はさっぱり覚えてない(!)困ったモンです。。。


講習会は、午前中いっぱい使って、基本の歩き方、立ち方、をみっちり。
つま先や膝や、足の裏の感覚や、足の出し方や、重心の送り方や、何度も何度も繰り返し一緒に動いて、さらに手を添えて修正しながらの講習。
長いことやってはいても、そこはもともとは中国のものだから、言葉の意味の取り違えやニュアンスのズレなどが思いもかけないところに出てくる。。
日本人はどうしても関節が硬い、という動きになるが、陸さんの股関節は見事に柔軟に動くこと動くこと!
だから、膝も足首も、自然に柔らかく動くものなんですね~。。。。と、いつもの”目からウロコ”!


太極拳では、"虚実分明"という言葉があるが、「虚実を分けるのは腰」。
ということをはっきり言葉で指摘された。
(ちなみに、腰、とは腰椎のところ。つまりはウエスト部だ)


実は、以前に中国に練習に行った時に、陳正雷老師から「昼は雲手を練習して、夜は本をよく読め」というおコトバを書いてもらったことがある。。
言われて自分で気をつけて練習してみると、腰を柔らかく十分に使うと反対側の足がフッと軽くなる瞬間が来て、つま先が地面から浮き上がってくる。
すると、姿勢が(軸が)安定し、寄せてくる足も出す足もふんわり軽くなり、だから"快慢"という動きが生まれてくる。そうでなければ双重となって、重い、硬い、鈍重になって、陳式の早い動きはできない。


後ろに下がる動作でも、後ろの腰で手が開いていったら、その手を戻すのは前の腰。。。
これもきちんと腰を使えば、自然で柔らかい動きになる。。。。
な~んてことに、少し、(カラダが)気がついてきたところであったのだ。


だから、陸さんの「虚実を分けるのは腰!」という言葉が合点!!そうだよね~!!


言葉を自分のカラダで理解するのは案外難しい。
言葉自体は難しくはないもの。。。。
アタマではどういうことか、すぐ理解はできる。
それだけに、分かったつもりになりやすいし、出来てるつもりになりやすい。
今回の講習会で、ワタシは動きの一部でカラダが潰れるときがある、というがよっく分かった。
これもその一瞬を見逃さずに指摘されたので、これからの注意点もはっきり。
(終わり頃には、だいぶ潰れるのは治ってきたね、と言われたよ)
いつも指導を受けている先生とは別の視点で、角度を変えて見直すのは、とってもいい体験だ。


で、今回は、呉式の套路の半分までをなんとか習って、3回目にして初めて(!)套路を覚えられそうだ、との実感があった。
ここまでは、なにがなにやらさっぱり分からん、だったもの。
陳式太極拳とはまた違う(でも基本は同じだ)、気持ちのいい呉式太極拳でありました。


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