ロシアがウクライナに侵攻した2月24日から、もう1ヶ月近くが経った。ウクライナへの攻撃が日々激化して、連日テレビで伝えられるのは避難する女性、子供、お年寄りの姿だ。停戦への協議は進展の様子もなく、ロシア軍は原発への攻撃まで行っている。途方もなく大勢の民間人に犠牲者が出て隣国には避難民が押し寄せている。。。足の不自由そうな老人、一人ぼっちで泣きながら歩く子供、駅は人々で埋め尽くされて、避難民の収容所にもギッシリとベッドが並んでいる。。(この映像はまるで、ず〜っと昔に観た映画「禁じられた遊び」のようだ。第2次大戦で孤児になった幼い少女ポーレットが、親切にしてくれた少年ミッシェルの名前を呼びながら雑踏の中を探すラストシーンは思い出すだけで涙が出る。池上彰氏も「まさか21世紀の今になって、こんな光景を見るとは!?」と語っている)
プーチン大統領の顔付きは、以前とは全く違ってしまった。ウクライナの国を挙げての抵抗と世界中からの反発を前に、猜疑心と怒りに満ちた内心がそのまま表情に表れている。
東ヨーロッパは歴史の中で国境が変わったりしてきているし、直近でも、第2次世界大戦からソ連崩壊を経ての今の社会状況の変化もあるし、遠い(しかも海に浮かぶ島国の)日本では想像もつかない事情があるのだろうけれど、今、この21世紀になって、こんな戦争状態が起きるとは!!
「死にたくない」と涙を流す幼い少女や、リュックを背負い大きなビニール袋を引きずって泣きながら歩く少年を見ると(この子は病気の祖母を看病するためウクライナにとどまる母親から離れて1人で避難しているのだという)、どんな事情があろうとも、戦車や戦闘機を持って他国に攻め入ることは絶対に間違ってる!と思う。
遠くからでも手っ取り早く援助するためには寄付しかない!と、まずはウクライナ大使館に募金。それから、どこに寄付をすれば一番いいのか?と思って探していたら、ちゃんとありました。ウクライナへの寄付はどこが良い?支援方法や支援団体を紹介!というサイトです。
ウクライナの人々を支援している団体として以下のリストが載っていて、それぞれの活動を紹介している。
・難民を助ける会
・ピースウィンズ・ジャパン
・国連UNHCR協会
・ワールド・ビジョン・ジャパン
・ジャパン・プラットフォーム
・ADRA Japan
・セーブ・ザ・チルドレン
付け加えるならば、この混乱状況に乗じて「核共有を議論するべき」とか言い出す政治家がいるのにもビックリ!原子力発電所も核も、そこを攻撃されたら被害は計り知れない。そこに核があるだけで脅威だ、ということが分かっていないことが理解できない。。これぞ ”ノーテンキ”というのじゃないの?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます