izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

久しぶりに水天宮のミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション。ついでに人形町ぶらぶらお買い物で、半日の気分転換(*^。^*)

2020-11-01 13:21:09 | 日記・エッセイ・コラム

10月最終の金曜日に、「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」で『生誕111年浜口陽三銅版画展 幸せな地平線』を鑑賞!ここは大好きな美術館・画廊のひとつで、これまでもふと思い立っては立ち寄っている小さなギャラリーだ。

メゾチント(銅版画)で世界的に評価が高い浜口陽三。その名前は今でもエンサイクロペディア・ブリタニカの「メゾチント」の項目で「カラーメゾチントの技法を開拓した」作家として紹介されている。

真っ黒な画面の中に、小さな赤いサクランボが一粒、ぽつんと浮かんでいる作品を初めて見た時は「こんな作品があるんだ!?」とビックリ。奥行きのある果てしない闇のような濃淡のある柔らかい黒い背景にほのかに光を感じる赤いサクランボ。。。それまで観たどんなメゾチント画とは比べようもないくらいに、静謐な作品の佇まいが深く心に残ったのであった。

第2次世界大戦を挟んでパリに渡った浜口陽三。ヤマサ醤油の10代目社長の息子として生まれ、東京美術学校(現東京藝術大学彫刻科)に進むも、梅原龍三郎の助言により(!)中退し(!!)フランスに渡る。という年譜を見て、改めて作品が生まれるまでの当時の時代背景や社会に思いを巡らせたのでありました。(再渡仏後の1950年代〜60年代頃のパリ時代の写真も素敵だった)。

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション https://www.yamasa.com/musee/

 

今回は友だちと一緒だったこともあり、ランチ(SESSIONというブルーノート系の店)して、人形町ぶらぶらのおまけ付き!

水天宮から人形町に向かう裏通りを歩いていたら、文房具?生活雑貨?のちょっと目を引くショップが。

入って見ると手作り刺繍のブローチとか、きれいな色の箱、ノートやマグカップ、ポーチ、織りのマフラーや、けん玉(!)等々、デザインがシンプルで色もきれいなグッズが並んでいる。2017年にここにオープンしたパリで人気の紙雑貨や文具のブランド「PAPIER TIGRE」の初の海外直営店なのであった!ここでも雪だるまの刺繍ブローチとメッシュのポーチ、ハロウィンクッキー等々を購入。ナイスな店を見つけてワクワク!

PAPIER TIGRE

https://co-trip.jp/article/305721/ 

https://papiertigre.myportfolio.com/tokyo-store

 

人形町は古くからの名店もたくさん並ぶ昔ながらの下町商店街の賑わい。小さなお店を改装したと見られる美味しいパン屋さん(もちろん、食パンしか売ってない(*^。^*))やら、シックな店構えのお鮨屋さんも数件。店頭にマスクを山積みした店(期間限定〜?)では、洗えるマスク199円や50枚入り一箱299円なんていう値段だったりして(!!)、あの夏前のマスク争奪戦は何だったの??!!であった。

この周辺は日本橋に近く、古い中にも新しいオフィスビルやホテルが並び、いろいろな人が街を行き交っている。行列ができている甘酒横丁の鯛焼き屋さんでは、仕事先へのおみやげにするのかサラリーマン風の男性が「一つずつを8個」といって、一袋ずつ入れた鯛焼き8個を買っていった。

ワタシは「2つずつを2つ」と注文して、一つ170円なりの鯛焼きをおみやげに帰路についたのでした。(鯛焼きはパリパリの薄皮と甘すぎないあんこが美味しかった!。因みに鯛焼きは、一本一本型に流し込んで型を一本ずつひっくり返して焼く昔ながらのやり方が”天然もの”。大きな型にズラッと並べて裏返して焼くのは”養殖もの”、と言うんだって!ホントかな?!)


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