犬神スケキヨ~さざれ石

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欺瞞

2015-10-23 23:00:19 | 草莽崛起
連続アップになりました。

今回は少しチベットについて考えてみようと思うのです。

それには、支那が「南京で日本軍による大虐殺」があったと主張しているからです。

本当の虐殺。

支那の本性を考えてみようと思うのです。

以前にもチベットについてはアップしました。
例えばリンクこれです。

今回はチベットをもう少し踏み込んで考えてみます。

そこから我が国の未来も見えるかもしれません。

偽造

9月8日

チベットで自治区成立50周年記念祝賀会が開催されました。

祝賀会はラサ市ポタラ広場で行われました。

政府や軍の関係者が65人、ラサ市民2万人が参加しました。
祝賀会では支那中央から祝電が届きました。

「チベット自治区成立はチベットの歴史に新しい1ページを開いた」

1965年以降のチベット経済が二十倍に成長していることにも触れていたそうです。
そして、それは政治の安定や各民族が団結して中央政府と協力した結果だ!
と、明言しています。

チベット人でなくても、この出鱈目には怒りを感じます。

自治区成立はチベットの新たな1ページでしょう。
しかし、同時にチベット人にとって屈辱の歴史が始まった日です。

1950年支那はチベットに人民解放軍を送り侵攻しました。
1951年には支那の一部になる様に迫ります。
そして「十七条協定」を突き付けました。

これは紛れもなく「侵略」です。

全く武装しない、平和の民は武力で脅され無理矢理サインをさせられました。

しかも調印の際に支那はチベットの国璽を偽造したのです。

「国璽」とは"こくじ"と読みます。
この国璽とは正式な国の印です。
もちろん日本にもあります。

この国璽を偽造したのです。

チベット代表団は交渉の際に国璽を持ってはいました。
しかし、あまりの協定内容の理不尽さに咄嗟の機転で「国璽を持っていない」と嘘を言いました。
支那は「国璽ならここにある」と本物そっくりの偽造した国璽を捺印したのです。
明らかな国際法違反。
これはあまり知られていないのではないでしょうか?

チベットは確かに発展したのかもしれない。
昔に比べれば、経済は発展した。
道路や電車や飛行場などのインフラも整いました、それは事実です。
しかし、その恩恵を受けているのは支那から来た大量の移住者や関係者、チベット行政に関わる人々だけです。

支那の言う「政治の安定」などふざけた話しです。

本当に安定した政治があるならば、自分の体にガソリンをかけて焼身自殺で政府に抗議する人が出るはずはありません。

実に142人が抗議の焼身自殺をしています。
しかし、この142人は身元の解っている人々で、実際身元の解らぬ人々もいます。
最近は取り締まりが厳しく、自殺者の家族や関係者にも追及の害が及ぶのです。
ですから、自殺者はその身元が解らぬ様にして実行する。

パンチェン・ラマ

パンチェン・ラマとはダライ・ラマに次ぐ高位です。

ダライ・ラマはチベット国王の様な権威も備えますがパンチェン・ラマは宗教的権威という意味合いが強い。

このパンチェン・ラマ11世が現在行方不明です。

これに対して支那政府は「ラマ氏は普通に生活を送っており、そっとしておいて欲しいと言っている」と伝えています。
しかし、これはかなり疑わしい。

支那に拉致されてから20年。
訪中する何人もの指導者達がパンチェン・ラマとの面会を要請していますが支那は応じません。

非常に不自然ですね。

むしろパンチェン・ラマ師を会見に出し師自身の口から発言させた方が支那にとってプラスのはずです。
支那はパンチェン・ラマ師の情報を発信することで「チベット自治は成功している」とアピールしている訳です。

これは先に行われた米中首脳会談が関係していました。

米国にはチベット支持者が多数います。
俳優のリチャードギアなどは有名ですね。
また、ダライ・ラマ法王の人気も高い。
また、米大統領選挙に突入すれば、まず間違いなく候補者は対中政策を基に支那批判をする。
更に米国は特に人権には煩い。
この批判を交わしたい習近平の思惑が透けて見えるのです。

しかし、ご存知の通りアホみたいに飛行機を爆買いまでしたが随分な扱いを受けました。
なんと、ローマ法王の訪米をぶつけるというどんでん返しに会いましたね。
習近平訪米など、米国民の関心はふっ飛んでしまいました。

5月23日の「日中友好交流大会」で習近平は

「日本軍国主義が犯した侵略の罪を隠したり、歴史の真相わ歪曲したりする事は許されない。日本軍国主義の歴史を歪曲し、美化すしようとするいかなる言動も、中国人民とアジアの被害国の国民は決して許さない」

と、大演説をしています。

どのツラ下げた発言でしょうか!

侵略をしているのは当の支那ではないか!

以前の支那は「チベットは有史以来、支那の一部だ」と言ってきました。
ところが、次は"元"の時代からとか言い始め、最近は「古代より支那の一部だ」と言い出す始末です。
歴史の歪曲も甚だしい限りです。

備えよ!

9月3日

抗日戦争勝利七十周年記念式典にて習近平は「軍を30万人削減する」と明言しました。

なんでしょうか?南京といい、支那人は30万とか言う数字が好きですね。

日本のメディアも大きく取り上げましたから、皆さんも覚えておられるでしょう。

「30万人も削減するとは、中国は戦争する気がないぞ!」とか「軍縮をする中国は世界平和に貢献する」とか。

日本の左翼や新聞メディア、特に手先の朝日新聞などは喜んで取り上げました。

全く、花畑で本質がわかってない。
いや、むしろわかっていながら支那様のご都合を見ているアホです。

この削減される連中は主に陸軍です。
ヤクザかチンピラ紛いの人民解放軍の陸軍です。

それに2012年に失脚した薄熙来一派です。

つまり、自分の派閥の力を強め都合良く派閥闘争に利用する為です。

そもそも末端まで入れると膨大な数の陸軍で、完全武装しているのは2割程度で後は拳銃程度の武装です。一番末端などは農民みたいな扱いです。
それに陸軍は基本的には支那本国を守る為の軍隊です。

削減の本当の狙いは削減で、浮いた金を使い外征する為の海軍力、空軍力を向上させる為です。

ですからアホの左翼の様に「削減だ!」と手放しで喜ぶ訳にはいきません。

ダライ・ラマ法王

様々な懸念や矛盾を抱える支那。

その中でテーマに立ち返ると、支那が脅威に感じる一つはダライ・ラマ法王です。

支那はダライ・ラマがチベット問題の元凶だと考えています。

支那当局は2007年、法王をはじめとする活仏の高僧が生まれ変わりの子供を探して後継者を選ぶ、「活仏転生」に介入しました。
法王の後継者選びは当局の認定が必要だとしたのです。
「チベット仏教活仏転生管理弁法」と言う規制を作りました。

だいたい無神論が共産主義の基本です。
その共産党がチベットの活仏転生に関わるのですから全くおかしな話しです。

つまりこれは偽の後継者を仕立て上げればチベットだけでなく、チベット仏教国である他の国(モンゴル、カルムイク共和国、ブリヤート共和国)も支那の影響下に置く事になります。

現ダライ・ラマ法王はこれに対抗する為に「自分が最後のダライ・ラマかもしれない」とまで発言し始めました。

法王の影響力は絶大です。
法王自身が「私が最後だ!」と言ってしまえば、幾ら支那が画策し偽の後継者を仕立て上げ様ともチベット仏教国は信じません。
今のところこれしか対抗する手段が無いのが現実です。

ある人の見方によれば支那はダライ・ラマ法王が他界するのを待っているのではないか?
と、考えられます。

チベット亡命政府がありますが、ダライ・ラマが他界すれば事実上「亡命政府」は瓦解します。
古来支那のやり口です。
必ず逃げ道を作り、窮地に追い込んだ敵に攻撃を仕掛けない

1959年、ダライ・ラマ法王がチベットからインドに逃れた時、途中のヒマラヤ山脈を越える時にヘリコプターに乗った支那の追っ手が法王を発見しました。
毛沢東に発砲許可を求めましたが、毛沢東は「放っておけ!いずれ餓死する!」と見逃しました。

習近平の野望は嘗ての支那が影響を及ぼした地域を取り戻すことです。
それが支那の夢なのです。
更に領土を広げアジアを手中に収める事にあります。
嘗ての影響を及ぼした地域は勿論、沖縄も含まれています。

そして南シナ海の人工島も領海を主張し、その領海を手中に収めれば当然その何倍ものEEZを手にします。
つまりアジア全体を支那が支配するのです。

ヒトラーを超えるヒトラー、つまり独裁者を生む事になるのです。

これを冷静に見て、危機感もなく更に全く足らざる安保法制に反対する連中は明らかに狂っています。

間違いなく売国奴です!